【2025年版】ソニーのおすすめカメラ12選|動画・写真・Vlog別にプロが厳選しました。

スマホでも手軽に写真や動画が撮れる時代――。

それでも「もっとキレイに撮りたい」「背景をぼかしたい」「夜の撮影に強いカメラが欲しい」
そんな思いを持った方にこそ、ソニーのミラーレスカメラは最適解です。

本記事では、動画制作者/写真愛好家/Vlog初心者それぞれの目的別に、プロ目線で選んだ「2025年最新版・おすすめソニーカメラ12選」をご紹介します。

αシリーズからZVシリーズまで、今選ぶべき機種を用途別・レベル別に厳選しました。

「はじめての1台」「ワンランク上を目指したい」「仕事でも使える性能が欲しい」

そんな方に向けて、後悔しない選び方のポイントも徹底解説します。
あなたにぴったりのカメラが、きっと見つかります。

目次

選ぶ前に知っておきたい、ソニーミラーレスカメラの選び方

ソニーのミラーレスカメラは種類が豊富で、初心者からプロまで幅広いユーザーに対応しています。

でも、「自分にとって本当に必要な1台」は人によって異なります。

ここでは、動画・写真・Vlogのどれを目的にしていても迷わないよう、カメラ選びのポイントを5つにまとめました。


1. まずは「撮影目的」をはっきりさせよう

「何を撮るためにカメラが欲しいのか?」を考えることが最も大事です。
たとえば──

  • Vlog・日常の記録:日々の出来事を気軽に撮りたいなら、軽量コンパクトで自撮りしやすいモデル(例:ZVシリーズ)が◎。顔を常に追いかけてくれるAF性能も重要です。
  • YouTube・SNS用の本格動画:高画質・高フレームレートで滑らかな映像を撮れるカメラ(例:α7 IV や FX30など)を選ぶと、編集でも自由度が高くなります。
  • 旅行・風景・写真作品:携帯性と画質のバランスが良いAPS-CモデルでもOK。風景ならダイナミックレンジの広さや高解像度もチェック。

→目的を明確にすると、自ずと必要な機能や性能が見えてきます。


2. センサーサイズで「画質」「ボケ感」「価格」が決まる

ソニーのカメラは大きく分けて2種類のセンサーサイズがあります。

センサー特徴向いている人
フルサイズ暗所に強く、背景が大きくボケる。階調も豊かで高画質本格的に映像・作品を撮りたい人、後々プロを目指す人
APS-Cフルサイズより安価で軽量。十分な画質を確保しつつコスパが高い初心者〜中級者、日常や旅行で気軽に撮りたい人

フルサイズは確かに憧れですが、APS-C機(ZV-E10 や α6400)でも十分すぎる画質が得られます。
「どこまでのクオリティを目指すか」で決めると、無理なく選べます。


3. 動画性能は「4K60p以上」と「10bit記録対応」をチェック

動画撮影では解像度や滑らかさ、編集耐性がとても重要です。

  • 4K60p以上:動きのある被写体でも滑らかな映像に。特にスポーツや子ども・ペットの撮影におすすめ。
  • 10bit記録/Log撮影対応:動画編集で色補正をする予定があるなら必須。映像の自由度が格段に広がります。
  • 録画制限時間なし/長時間撮影対応:イベントやインタビューを撮影するなら、録画制限のないモデルを選ぶと安心。

スマホとの違いをもっとも実感できるのがこの「映像の質感と編集の自由さ」です。


4. 手ブレ補正とオートフォーカスは“動画命”

歩きながらの撮影や、三脚なしの自撮りでは「手ブレ補正(IBIS)」の有無が映像の安定感を大きく左右します。

  • IBIS(ボディ内手ブレ補正)あり:手持ちでの歩き撮影もOK。旅Vlogやイベント撮影に向いています。
  • リアルタイム瞳AF/トラッキングAF:人物の顔や目にピントを合わせ続けてくれる機能。インタビューやVlogでは必須とも言えます。

ソニーはAF性能が非常に優れているメーカーとして知られており、初心者でもピントミスが起きにくいのが大きな強みです。


5. 外部マイク端子やUSB-C給電対応で「運用のしやすさ」が変わる

動画を本格的に運用するなら、カメラ本体の端子類も確認しておきましょう。

  • マイク端子・ヘッドホン端子:外部マイクや音のモニタリングに必須
  • USB-C給電/PD対応:長時間の撮影やライブ配信でバッテリー切れを防げます
  • HDMI出力対応:外部モニター・録画機への出力に便利

「あとから使いたい周辺機器が使えない…」ということにならないよう、拡張性のある機種を選ぶのが安心です。

🎬 動画制作に最適なソニーのカメラ【本格映像・YouTube・案件向け】

機種名センサー動画性能手ブレ補正重量価格帯
Sony α7S IIIフルサイズ4K120p / 10bit / S-Log35段IBIS約699g約45万円
Sony α7 IVフルサイズ4K60p / 10bit / S-Cinetoneアクティブ補正約659g約35万円
Sony FX30APS-C4K120p / S-Cinetone / Timecode IN電子補正約646g約30万円
Sony ZV-E1フルサイズ4K60p(最大120p) / AIフレーミングアクティブIBIS約483g約33万円

1. Sony α7S III(ILCE-7SM3)


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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約1210万画素
動画性能4K120p / 10bit 4:2:2
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステムリアルタイム瞳AF / 動物対応
記録メディアCFexpress Type A / SD×2
重量約699g(バッテリー含む)

暗所性能と高感度性能に特化したフルサイズ機で、プロ映像制作現場でも愛用される名機。最大4K120p、10bit 4:2:2収録、S-Log3やHLG対応により、滑らかなスローモーションや高い編集耐性を持つ映像が撮れます。デュアルカードスロット、HDMI Type-A端子、放熱設計など、長時間の撮影にも耐えうる仕様。YouTube撮影からCM・映画制作まで幅広く対応できます。


2. Sony α7 IV(ILCE-7M4)

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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約3300万画素
動画性能4K60p(Super35) / 10bit
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステムリアルタイム瞳AF / 鳥・動物対応
記録メディアCFexpress Type A / SD×2
重量約658g(バッテリー含む)

静止画と動画の両方に対応できる“ハイブリッドモデル”として人気。33MPの高解像度センサーと、4K60p動画撮影対応により、写真・映像ともに妥協のないクオリティが魅力です。リアルタイム瞳AF、アクティブ手ブレ補正、S-Cinetone搭載で、ドキュメンタリーやインタビュー動画も高品質に仕上がります。初心者〜中級者が最初に選ぶフルサイズ動画カメラとして定番の1台です。


3. Sony FX30(ILME-FX30)

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項目詳細
センサーAPS-C 裏面照射型CMOS
有効画素数約2600万画素
動画性能4K120p / 10bit / Log撮影
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステム高速ハイブリッドAF
記録メディアCFexpress Type A / SD×2
重量約646g(バッテリー含む)

Cinema LineシリーズでありながらAPS-Cセンサーを採用したことで、コンパクトかつ高性能を両立。4K120p、10bit収録、S-Cinetone、Log撮影、Timecode IN/OUTに対応し、映画や映像作品の本格制作に適しています。スチル機とは異なるシネマ専用設計で、マウントポイントや操作性にも優れます。映像で本気を出したい中級者以上におすすめの一台。


4. Sony ZV-E1(ILCZV-E1)


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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約1210万画素
動画性能4K60p(将来アップデートで120p)
手ブレ補正アクティブ補正 / ダイナミック補正
AFシステムAIフレーミング / 瞳AF
記録メディアSD(UHS-II対応)
重量約483g(バッテリー含む)

1人での映像制作やVlogに特化したフルサイズミラーレス。α7S IIIと同じ高感度センサーを搭載しながら、AIフレーミング、背景ぼけ切り替え、マイク指向性自動切替など、Vlogger向けの機能が充実。手持ちでもブレを抑えるアクティブ手ブレ補正により、ジンバルなしでも滑らかな動画が撮れます。シネマルックを求めつつ機動力も欲しいクリエイターに最適。

📷 静止画・写真撮影におすすめのソニー製ミラーレスカメラ

機種名センサー静止画画素数手ブレ補正重量価格帯
Sony α7R Vフルサイズ約6100万画素5軸補正(強力)約723g約50万円
Sony α1フルサイズ約5010万画素 / 30fps連写 / 8K動画高性能IBIS約737g約90万円
Sony α6600APS-C約2420万画素 / リアルタイムAF5軸補正約503g約15万円
Sony RX1R IIフルサイズ約4240万画素 / カールツァイスレンズ電子補正約507g約38万円

5. Sony α7R V(ILCE-7RM5)

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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約6100万画素
手ブレ補正ボディ内5軸(8段分の補正効果)
AFシステムAI認識による被写体追従AF
連写性

有効画素数約6100万画素の超高解像センサーを搭載した、静止画特化のフラッグシップモデル。細部の質感までしっかり描写でき、商用ポートレートや風景撮影に最適です。AIによる被写体認識AFも進化し、人物のポーズ・顔向き・動物・乗り物など多彩な被写体に対応。大型ファインダーや4軸マルチアングル液晶も搭載され、撮影体験の快適さが向上。作品性を求めるフォトグラファーにおすすめです。


6. Sony α1(ILCE-1)

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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約5010万画素
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステムリアルタイム瞳AF(人・動物・鳥)
連写性能最大30コマ/秒(電子シャッター)
動画性能8K30p / 4K120p
記録メディアCFexpress Type A / SD×2
重量約737g(バッテリー含む)

動画と静止画、すべてを極めたいクリエイター向けのソニー最上位モデル。約5010万画素で30コマ/秒の高速連写、8K30p動画撮影など、あらゆるジャンルで圧倒的なパフォーマンスを発揮します。プロスポーツ撮影、報道、広告写真まで幅広く対応。高解像度と高速性能、堅牢なボディが融合した“全部盛り”のカメラです。プロの現場でも信頼される究極の一台。


7. Sony α6600(ILCE-6600)

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項目詳細
センサーAPS-C CMOS
有効画素数約2420万画素
手ブレ補正ボディ内5軸手ブレ補正
AFシステムリアルタイム瞳AF / トラッキング
液晶モニター自撮り対応・バリアングル液晶
バッテリー性能Zバッテリーで長時間撮影に対応
重量約503g(バッテリー含む)

APS-Cサイズセンサーを採用しながら、リアルタイムAF・ボディ内手ブレ補正・長時間バッテリー駆動など、高機能を凝縮したコンパクトモデル。軽量なため旅先やスナップ撮影でも疲れにくく、バリアングルモニターで自撮りにも対応。Eマウントの豊富なレンズと組み合わせて運用しやすく、初めての本格カメラとしてもおすすめ。コスパに優れた万能型。


8. Sony RX1R II(DSC-RX1RM2)

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項目詳細
センサーフルサイズ CMOS
有効画素数約4240万画素
レンズCarl Zeiss Sonnar 35mm F2.0固定レンズ
ファインダーポップアップ式 有機ELビューファインダー
液晶モニターチルト式LCD
フォーカスファストインテリジェントAF
重量約507g(バッテリー含む)
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¥176,800 (2025/06/20 16:13:43時点 楽天市場調べ-詳細)

コンパクトカメラでありながら、フルサイズセンサーと35mm F2.0の高性能カールツァイスレンズを搭載した「写ルンです」ならぬ「写りすぎる」カメラ。約4240万画素、チルト式液晶、有機ELファインダーを備え、スナップやストリートフォトにおいて圧倒的な描写力を発揮します。持ち運びやすく、高級コンデジを探している人に最適です。

📸 初心者・Vloggerにおすすめのソニー製カメラ

機種名センサー動画性能特徴重量価格帯
Sony ZV-1F1.0型4K30p / 背景ぼけ切替超軽量 / タッチ操作 / 配信用約256g約7万円
Sony ZV-E10APS-C4K30p / 背景ぼけボタンレンズ交換式 / バリアングル液晶約343g約10万円
Sony α6400APS-C4K30p / リアルタイムAF高速AF / 写真にも強い約403g約12万円
Sony FX3フルサイズ4K120p / XLR対応 / Cinema Line冷却ファン搭載 / プロ仕様約715g約48万円

9. Sony ZV-1F(DCZV-1F)

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項目詳細
センサー1.0型 CMOSセンサー
有効画素数約2010万画素
レンズ20mm相当(F2.0)固定広角レンズ
手ブレ補正電子式アクティブモード
マイク指向性3カプセルマイク内蔵
液晶モニターバリアングル式タッチパネル
重量約256g(バッテリー含む)

初めてのVlog撮影に最適な1台。軽量ボディと広角20mm相当の明るいレンズ、背景ぼけワンタッチ切替、内蔵指向性マイクなど、Vloggerに特化した機能が満載です。操作もスマホ感覚で簡単。USB-C接続でのライブ配信やWebカメラ化にも対応しており、YouTubeやSNS発信の第一歩におすすめ。1人撮影でも手軽に“映える”動画が撮れるコンパクト機。


10. Sony ZV-E10(ILCZV-E10L)

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¥81,220 (2025/06/20 16:15:25時点 楽天市場調べ-詳細)
項目詳細
センサーAPS-C CMOSセンサー
有効画素数約2420万画素
レンズマウントEマウント
手ブレ補正電子式(アクティブモード)
マイク指向性3カプセルマイク内蔵
液晶モニターバリアングル式液晶
重量約343g(ボディのみ)

レンズ交換式でステップアップも視野に入れたい初心者に人気のAPS-Cカメラ。バリアングル液晶、リアルタイム瞳AF、背景ぼけボタン、風ノイズ低減マイクを標準搭載。自撮り・商品レビュー・旅Vlogなど、幅広い用途に対応。映像も静止画も学びながら撮れる、拡張性の高いエントリー機です。コスパ重視で選びたい人にもぴったり。


11. Sony α6400(ILCE-6400)

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項目詳細
センサーAPS-C CMOSセンサー
有効画素数約2420万画素
手ブレ補正なし(レンズ側で対応)
AFシステムリアルタイム瞳AF / トラッキング
液晶モニター上方向反転180度チルト式
動画性能4K30p / S-Log3対応
重量約403g(バッテリー含む)

小型軽量ボディに高速AF、秒11コマ連写、リアルタイムトラッキングなど、プロ機顔負けの性能を備えた人気APS-Cモデル。写真も動画も両方楽しみたい人に理想的なバランス。上方向に反転する液晶で自撮りにも強く、VlogやYouTube収録にも好相性。Eマウントレンズとの組み合わせで撮影スタイルを自由に構築でき、長く使える1台です。


12. Sony FX3(ILME-FX3)

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項目詳細
センサーフルサイズ 裏面照射型CMOS
有効画素数約1210万画素
動画性能4K120p / 10bit / S-Cinetone
手ブレ補正ボディ内5軸+アクティブ補正
マウントEマウント
拡張性XLR端子・冷却ファン内蔵
重量約715g(ボディのみ)

動画メインで将来プロを目指すVloggerやクリエイターにおすすめのフルサイズCinema Lineモデル。ZV-E1よりも上位に位置づけられ、XLRハンドルユニット対応、冷却ファン内蔵で長時間撮影に強い設計。α7S III譲りの4K120pや10bit収録、S-Cinetoneにも対応。撮影現場で信頼される実用機ながら、コンパクトな筐体で持ち運びやすいのも魅力。

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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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