【法人・インフルエンサー向け】ライブ配信機材おすすめ10選|画質・音質を劇的に向上させるプロ仕様アイテム
「ライブ配信を始めたいけど、どんな機材を揃えればいいかわからない」「画質や音質がイマイチで、視聴者が離脱してしまう」
──そんな悩みを抱える方は多いはず。
ライブ配信では、機材選びが視聴者体験を大きく左右します。特に法人のセミナー配信や、インフルエンサーのブランド価値を守るためには、“プロクオリティ”の映像・音声を確保することが不可欠です。
この記事では、プロ目線で選んだ本当におすすめできるライブ配信機材10選をカテゴリ別に紹介します。
あなたの配信のクオリティが一段と引き上がるラインナップを厳選しました。
ライブ配信機材の選び方ガイド|失敗しない4つの基準
1. 用途に合った機材構成を選ぶ
配信の目的や規模によって、必要な機材のレベルは大きく異なります。
例えば、個人の雑談配信や小規模なYouTubeライブであれば、USB接続のマイクとカメラ、無料の配信ソフトだけでも十分に成立します。
一方で、法人のセミナー配信やウェビナー、複数人でのトーク配信などでは、カメラ台数が増えたり、音声のバランス調整が必要になるため、スイッチャーやオーディオミキサーといった専用機材の導入が不可欠になります。
👉 まずは「何を配信するのか」「どれくらいの規模なのか」を明確にし、それに見合った機材構成を選びましょう。
2. 映像の画質改善には「カメラ+キャプチャーボード」が鍵
ライブ配信の第一印象は「映像の鮮明さ」で決まります。
一般的なWebカメラは手軽ですが、画質やボケ感には限界があります。
本格的に見せたい場合は、ミラーレスカメラや一眼レフカメラを使い、キャプチャーボードでPCに取り込むのが主流です。
たとえば、ソニーの「ZV-E10」などは4K対応・高性能オートフォーカスを備え、映像の立体感や肌の質感が圧倒的。
それを「Elgato Cam Link 4K」などのキャプチャーボード経由でパソコンに入力すれば、まるでテレビ番組のような画質の配信が可能になります。
👉 画質にこだわりたい人は、「HDMI対応カメラ+キャプチャーボード」は必須コンビです。
3. 音声品質は「マイク+オーディオインターフェース」で決まる
映像以上に、**視聴者の離脱理由として多いのが“音声の聞きづらさ”**です。
声がこもっていたり、雑音が多かったりすると、どれだけ映像が綺麗でも最後まで見てもらえません。
そのため、マイクだけでなく、「オーディオインターフェース(またはミキサー)」を導入することで、声の処理・音質調整が可能になります。
例えば「SHURE MV7」はUSBでも使えますが、XLR出力を「YAMAHA AG06MK2」などのミキサーに通せば、ノイズ除去や音圧の強化ができ、よりプロ仕様の配信音声に。
👉 “マイク単体”で終わらせず、音声処理機材まで視野に入れるのがプロ配信者の第一歩です。
4. 配信の安定性を担保するスイッチャー・PC環境
高画質・高音質でも、映像が止まる・音が途切れる配信では信頼を失います。
その原因の多くは「PC負荷が高すぎる」「映像切り替えをソフトで全部処理している」など、システムの限界にあります。
こうした問題を解決するのがハードウェアスイッチャー(例:ATEM Mini Pro)。
PCを経由せずにカメラ映像を切り替えたり、直接配信に出力することで、動作の安定性とレスポンスが格段に向上します。
さらに、配信用PCは「CPU:Core i7以上/メモリ:16GB以上」が推奨ライン。
USB機器の接続数や、通信速度(有線LAN推奨)なども重要です。
👉 安定した配信のためには、スイッチャー導入+PCスペックの見直しが鍵となります。
カテゴリ①:映像クオリティを上げる【カメラ・キャプチャーボード】
【SONY ZV-E10】(ミラーレスカメラ)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2021年9月 |
サイズ・重量 | 約343g(バッテリー含む) |
主な機能 | 4K30p、背景ぼかしボタン、USBストリーミング対応 |
対応機器・互換性 | PC / Mac / HDMI配信機器 |
特徴 | 高画質・軽量・オートフォーカス優秀 |
価格帯 | 約85,000円前後(レンズキット) |
こんな人におすすめ | YouTuber / 法人のウェビナー用配信担当者 |
ZV-E10は、Vlog向けに設計されたソニーのミラーレスカメラですが、ライブ配信用途にも最適です。HDMI出力だけでなくUSB接続にも対応しており、パソコンと直接つなげば高画質Webカメラとしても使用可能。オートフォーカス性能が高く、顔が動いてもピントが外れにくいため、プレゼンや対談配信にも安心です。
【Elgato Cam Link 4K】(キャプチャーボード)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2018年 |
サイズ・重量 | 約20g |
主な機能 | 4K30fps / 1080p60fpsでのHDMI→USB変換 |
対応機器・互換性 | Windows / Mac、OBS、Zoomなど |
特徴 | HDMI出力のカメラをPCに映す人気製品 |
価格帯 | 約16,000円前後 |
こんな人におすすめ | 一眼レフやミラーレスをWebカメラとして使いたい人 |
HDMI出力のあるカメラとパソコンをつなぐために必須なのがキャプチャーボード。中でもElgato Cam Link 4Kは配信者に圧倒的支持を得ており、簡単な接続と高い安定性が魅力です。4K対応ながら扱いやすく、OBSなどの配信ソフトでもすぐに認識されるため、初心者にも安心の一本です。
音声のプロ品質を目指す【マイク・ミキサー】
【SHURE MV7】(ダイナミックUSB/XLRマイク)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2020年10月 |
サイズ・重量 | 約550g |
主な機能 | USB・XLR両対応、音声処理アプリ付き |
対応機器・互換性 | PC / Mac / オーディオインターフェース |
特徴 | ノイズに強く、声をしっかり拾う高音質マイク |
価格帯 | 約33,000円前後 |
こんな人におすすめ | ポッドキャスター / セミナー配信 / 声にこだわりたい人 |
SHURE MV7は、プロ仕様のSM7B譲りの設計ながらUSB接続にも対応している珍しいマイク。そのため、初心者でも手軽に高音質な配信が可能です。さらに「ShurePlus MOTIV」という専用ソフトで、ゲイン調整やEQ、リミッターなどの音声処理も可能。部屋の反響や雑音を軽減しつつ、声を自然かつ力強く届けてくれます。
【YAMAHA AG06MK2】(ライブ配信向けミキサー)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2022年3月 |
サイズ・重量 | 約1.2kg |
主な機能 | 2マイク入力 / ループバック機能 / エフェクト搭載 |
対応機器・互換性 | PC / iPhone / iPad / USB接続 |
特徴 | 配信に特化したオールインワン・ミキサー |
価格帯 | 約23,000円前後 |
こんな人におすすめ | ゲーム実況 / 音楽配信 / トーク番組の司会進行者など |
YAMAHA AG06MK2は、ライブ配信に必要な機能をすべて詰め込んだミキサー。特に便利なのが「ループバック機能」で、自分の声とPC音(BGMや映像音声)を同時にミックスして配信できます。コンパクトながら音質も非常にクリアで、マイク2本+BGMでの本格的な配信にも対応可能です。
複数機材を自在に切り替え【スイッチャー・映像制御機材】
【Blackmagic Design ATEM Mini Pro】(HDMIスイッチャー)
項目 | 内容 |
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発売日 | 2020年4月 |
サイズ・重量 | 約558g |
主な機能 | 最大4入力のHDMI切替、USB配信、エンコード内蔵 |
対応機器・互換性 | PC / OBS / YouTube Live / Zoomなど |
特徴 | PC不要でそのままライブ配信ができる |
価格帯 | 約58,000円前後 |
こんな人におすすめ | 複数カメラの配信 / スタジオ配信 / 法人のオンラインイベント |
ATEM Mini Proは、配信現場の定番ともいえる高機能HDMIスイッチャー。最大4台のカメラやPC画面をHDMIで接続し、ボタンひとつでスムーズに切り替え可能。さらに、USBでPCと接続すればWebカメラとして認識されるため、ZoomやYouTube配信にも簡単に対応できます。映像エンコード機能も内蔵しているので、配信PCへの負荷も軽減できる優れものです。
【Elgato Stream Deck MK.2】(配信用コントローラー)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2021年7月 |
サイズ・重量 | 約145g(スタンド含まず) |
主な機能 | カスタム可能な15キー / OBS連携 / ショートカット起動 |
対応機器・互換性 | Windows / Mac / OBS / Streamlabs |
特徴 | ボタン1つで場面切替・BGM再生・効果音挿入も自由自在 |
価格帯 | 約23,000円前後 |
こんな人におすすめ | ゲーム実況 / 雑談系ライブ / スタジオ演出を強化したい人 |
Stream Deckは、配信の演出を自在に操れる**“操作台”のような存在**。OBSなどの配信ソフトと連携すれば、シーン切替・BGM再生・効果音挿入・ライト調整までワンタッチ操作が可能に。視聴者を飽きさせない配信演出を手軽に実現でき、法人配信でも重宝されるアイテムです。
便利さ&安定感を底上げ【周辺機材・アクセサリ】
【AVerMedia Live Streamer Arm BA311】(マイクアーム)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2023年頃(日本展開) |
サイズ・重量 | 約1.4kg(耐荷重:最大1.8kg) |
主な機能 | 自由自在な角度調整、ケーブル収納、クランプ式 |
対応機器・互換性 | SHURE MV7、Blue Yetiなど |
特徴 | デスクをすっきり保ちながら音質も安定 |
価格帯 | 約9,000円前後 |
こんな人におすすめ | 長時間の配信者 / 声の距離を一定に保ちたい人 |
マイクをそのまま机に置いて配信していると、振動や位置ブレ、姿勢の悪化に悩まされがち。そんなときに役立つのがこのマイクアームです。
AVerMediaの製品は堅牢性と静音性に優れており、プロの声優や実況者にも愛用者多数。配信環境をより快適にしたいなら、間違いなく導入すべきアイテムです。
【Anker PowerExpand Elite 13-in-1 Dock】(映像・電源ハブ)
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2021年 |
サイズ・重量 | 約450g |
主な機能 | HDMI出力、USB-A/C、SDカード、LAN、最大85W給電 |
対応機器・互換性 | Mac / Windows / iPadなど |
特徴 | ライブ配信の配線を1つに集約&安定給電 |
価格帯 | 約28,000円前後 |
こんな人におすすめ | 複数デバイスを扱う配信者 / MacBookユーザー |
配信現場では、カメラ、マイク、キャプチャー、電源…と接続機器が多くなりがち。
Ankerのこのドックは、一台で13種類のポートをまとめて管理できるハブ。HDMI出力も搭載し、ノートPCでのライブ配信を快適&安定化します。とくにUSB-C接続のMacユーザーやモバイル配信者にとっては救世主的存在です。
まとめ
ライブ配信は、もう「誰でも気軽にできる時代」から「見られる側としてどう魅せるかが問われる時代」へと移行しています。
とくに法人のセミナー配信や、インフルエンサーとしての活動を本格化させたい方にとって、画質・音質・操作性は“信用”に直結する要素です。
今回ご紹介した機材は、いずれもプロ現場でも通用するクオリティと信頼性を兼ね備えた製品ばかり。
初期投資としてはやや高額でも、「もう一段上の配信クオリティ」を目指すなら間違いなく価値ある選択です。
どの機材を選べばいいか迷ったら、まずは以下のように揃えていくのがおすすめです:
- 映像の強化に:ZV-E10 × Elgato Cam Link 4K
- 音質の底上げに:SHURE MV7 × YAMAHA AG06MK2
- 操作性・演出アップに:ATEM Mini Pro × Stream Deck
配信の質を上げれば、視聴者の満足度も、あなたの評価も確実に向上します。
ぜひこの記事を参考に、あなたの配信に最適な一台を見つけてください。
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