【2025年最新】カメラ用外部モニターおすすめ12選|一眼・ミラーレス・動画撮影に最適な選び方も解説

「ピントが合ってるか分からない…」
「外の撮影だとモニターが全然見えない…」
カメラ撮影に慣れてきた人ほど、こんな“モニターの不便さ”に悩むことが増えてきます。
一眼レフやミラーレスで本格的に動画撮影をするなら、外部モニターの導入は撮影効率を大きく変える重要なステップ。
特にYouTubeやVlog、自撮り、屋外撮影などでは、
✅ フレーミングの確認
✅ ピントや露出のチェック
✅ 高輝度・広視野角での画面確認
など、外部モニターならではの“安心感”が得られます。
この記事では、以下のような疑問にしっかり答えていきます:
- 一眼レフやミラーレスにおすすめの外部モニターは?
- そもそもどう選べばいいの?
- 予算や接続端子に合わせてベストな選択肢は?
動画初心者の方でも分かりやすいように、用途別・カメラ別におすすめ機種を厳選紹介していきます。
カメラ用外部モニターの選び方|失敗しない5つのポイント
外部モニターと一口に言っても、価格・サイズ・接続方式などは様々。
“適当に選んで買ったら使えなかった…”というケースも少なくありません。
ここでは、選び方で絶対にチェックしておくべきポイントを5つに絞って解説します。
① 接続端子の確認(HDMI/Micro HDMI/Mini HDMI)
外部モニターを選ぶ際、最も重要なのが“接続端子の種類”です。
なぜなら、あなたのカメラとモニターが物理的に接続できなければ、どんなに高性能でも“宝の持ち腐れ”になるからです。
多くのカメラでは、以下のような端子が採用されています:
端子の種類 | 主な対応カメラ例 |
---|---|
Micro HDMI(タイプD) | Sony αシリーズ、Canon EOS Kissなど |
Mini HDMI(タイプC) | 一部のミラーレス・ビデオカメラ |
フルサイズ HDMI(タイプA) | ハイエンド一眼レフ、業務用ビデオカメラ |
一方、モニター側はほとんどが「フルサイズHDMI(タイプA)」を搭載しているため、
カメラとモニターの間には変換ケーブル(または変換アダプタ)が必要になるケースもあります。

「ケーブル、甘く見るなよ。接続トラブルの9割は端子の相性ミスだ!
撮影当日“あれ?映らねぇ…”なんて絶対避けろ!」
② 画面サイズと解像度|見やすさ=作業効率!
カメラ内蔵のモニターは3インチ前後と非常に小さく、
ピントのズレや構図の微妙なミスに気付きにくいのが大きな欠点です。
その点、外部モニターは
📏 5~7インチの大画面
🖥️ フルHD(1920×1080)以上の高解像度
といったスペックを持つものが多く、細かい映像チェックが圧倒的に楽になります。
用途 | 推奨サイズ | 解像度 |
---|---|---|
自撮り・Vlog | 5〜6インチ | HD〜フルHD |
クライアント案件・本格撮影 | 6〜7インチ | フルHD以上(4K入力対応など) |



「“撮れてるつもり”で家に帰って、ピンボケ地獄。編集する前に泣きたくなるぞ。
モニターでちゃんと見えるって、それだけで仕事の質が爆上がりなんだ。」
③ 色再現性と視認性|“色”に妥協するとクオリティが落ちる
編集前提で撮影するなら、「撮った時点での“見え方”が正確であること」が非常に重要です。
ここで差が出るのが、外部モニターのパネルの種類や色域といったスペック。
● IPSパネルを選ぶこと
IPSパネルは、
✅ 視野角が広く
✅ 色の再現性が高く
✅ 明るい屋外でも安定した表示が可能
という特長を持っています。
逆に、TNやVAパネルの安価なモデルでは「角度によって色が変わる」「白飛びしやすい」といった問題も起こりやすいため、IPSパネルは事実上の必須条件です。
● 色域(sRGB / Rec.709 / DCI-P3など)
製品によっては色域のカバー率が明記されています。
- sRGB 100%:一般的なYouTube動画やWeb用なら十分
- Rec.709対応:放送・業務向け基準
- DCI-P3対応:映画制作用・ハイエンド編集向け
→ 高度な色補正を行う予定がある人は「色域」もしっかりチェックしておきましょう。



「“現場では明るかったのに編集したら青っぽい”とかザラにある。
見え方ひとつで、映像の完成度はぜんっぜん違うぞ。」
④ 電源方式と運用性|現場で“バッテリー切れ”は命取り
外部モニターの使い勝手を大きく左右するのが、「どうやって電源を供給するか」という点です。
特に屋外撮影や移動の多い現場では、電源の自由度=撮影の安定感に直結します。
● 主な電源方式は3タイプ
電源タイプ | 特徴 |
---|---|
NP-Fバッテリー(Sony系) | モニター用の定番。交換式で長時間駆動が可能 |
USB-C給電 | モバイルバッテリーから給電できて便利。軽装備向き |
DC電源アダプター | 室内撮影向け。安定供給だが持ち運びに不便 |
外部モニターの多くはNP-Fバッテリー対応ですが、
最近はUSB-C給電対応モデルも増えており、ミニマルな運用がしやすくなっています。
▶ 撮影スタイル別のおすすめ
- Vlog・自撮り系:USB給電 or 小型バッテリーで軽量運用
- 長時間撮影・業務撮影:NP-Fバッテリー+予備電池で安定運用



「途中でバッテリー切れたら終わりだぞ。電源確保までが“撮影準備”だ。
撮影中にモニターが真っ暗になったら……地獄やぞ?」
⑤ 屋外でも使えるか?|輝度・反射防止はガチ重要
動画撮影は屋内だけじゃない。
屋外・自然光の下で“画面が全然見えない”という悩みは、誰もが一度は通る道です。
そこでチェックすべきなのが、モニターの輝度(明るさ)と反射防止性能。
● 明るさ(輝度)は400〜1000nitsが目安
輝度 | 適した環境 |
---|---|
~400nits | 室内撮影向け(暗所メイン) |
500〜800nits | 屋外でもある程度視認可能 |
1000nits以上 | 強い日差し下でも見やすい、プロ仕様レベル |
「nits(ニト)」という単位で表される輝度ですが、
500nits以上あれば一般的な屋外撮影でもある程度対応できます。
1000nitsを超えるモデルなら、真夏の直射日光下でも安心です。
● 反射防止・光沢パネルのチェックも忘れずに
光沢パネルは色が鮮やかに見える反面、映り込みや反射が目立つデメリットも。
屋外使用が多いなら、アンチグレア加工(ノングレア)や反射防止フィルム対応のモデルを選ぶと安心です。



「画面が見えねぇモニターなんか、ただの板だ。
“どんな環境でもちゃんと見える”ってのは、それだけでプロの条件だぞ。」
編集部イチオシ|映像制作の自由度を変える最強モニター
「どうせ外部モニターを導入するなら、撮影も伝送も、全部これ一台で完結できたらいいのに——」
そんな理想を形にしたような、“モニターの枠を超えた機材”が、今登場しています。
単なる映像確認だけでなく、ワイヤレス伝送・チーム運用・SDI/HDMIの両対応・タッチ操作・LUT表示まで網羅。
プロ機にも引けを取らない、“一眼撮影を本格機材に変える”外部モニターの最有力候補です。
Hollyland Mars M1 Enhanced
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチスクリーン) |
最大輝度 | 1000nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT、SDI IN/SDI OUT(4K対応) |
ワイヤレス伝送 | 0.08秒低遅延、最大150m、TX/RX両対応、DFS付き |
電源方式 | NP-Fバッテリー/DC入力 |
主な機能 | 映像送受信、モニタリング、3D LUT、波形、ピーキング、ヒストグラム、HDRプレビュー |
Hollyland Mars M1 Enhancedは、外部モニター/送信機/受信機という3つの機能を1台に統合した“映像現場向けハイブリッドモニター”です。
最大150mまで映像を無線伝送できる上に、0.08秒という超低遅延を実現。
SDI/HDMI両対応、1000nitsの高輝度IPSパネル、3D LUT/波形/HDRなどの表示アシスト機能も豊富に備えています。
従来、別々に購入・接続する必要があった機材を1台にまとめられる点が非常に画期的で、
プロ・セミプロの現場はもちろん、機材の軽量化・ケーブルレス化を図りたい中級者にも非常に適しています。
特に優れているポイント
- ワイヤレス伝送 × 高性能モニター × 双方向対応のオールインワン
- HDMIだけでなくSDI接続にも標準対応しており業務機とも相性が良い
- 0.08秒低遅延・150m伝送により現場でも安心して使える安定性
- 1000nitsの輝度・タッチUI・LUT表示・波形表示などプロ仕様の映像チェック機能
総評
この1台で「映す・送る・見る」を同時にこなせるという点で、撮影現場の機材構成を根本から見直せるモデルです。
他の一般的な外部モニターと比較しても、単なる“画面”ではなく「現場全体の効率と自由度を一気に底上げするギア」として、
編集部が自信を持って最初におすすめできる一台です。
屋外撮影に強い高輝度モニター
日差しの強い屋外や逆光のシーンでは、カメラの内蔵モニターが見えづらく、
「ピントが甘い」「構図がズレていた」などのミスにつながることも少なくありません。
そこで活躍するのが、高輝度仕様の外部モニターです。
1000nits以上の明るさを備えたモデルであれば、直射日光下でもしっかり映像を確認でき、
Vlog、ロケ撮影、屋外インタビューなど、ミスの許されない現場でも安心して使えます。
ここでは、屋外使用を前提に設計された信頼性の高い2機種を厳選してご紹介します。
Desview R6 UHB(ウルトラ・ハイ・ブライト)
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS・アンチグレア |
最大輝度 | 2600nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(フルサイズ) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/USB-C給電 |
重量 | 約230g(本体) |
主な機能 | タッチ操作、3D LUT対応、ゼブラ、フォーカスピーキング、ヒストグラムなど |
Desview R6 UHBは、屋外撮影を想定した超高輝度仕様の外部モニターです。
最大2600nitsという明るさは、プロ仕様の中でもトップクラスで、炎天下の野外撮影でもしっかりと画面が視認できます。
反射防止のアンチグレア加工が施されたIPSパネルを採用しており、明るさ・色の再現性・視野角のすべてにおいて優れたバランス。
タッチパネルによる直感的な操作が可能で、メニュー移動や設定変更もスムーズです。
映像チェックに欠かせない「波形モニター」「ヒストグラム」「3D LUT」「ゼブラ」「ピーキング表示」などのプロ仕様のアシスト機能もフル搭載されています。
また、NP-Fバッテリー運用に加え、USB-C給電にも対応しており、軽量なセットアップにも適しています。
こんな人におすすめ
- 屋外でのVlog撮影やロケ案件が多い方
- 明るさ重視でモニター選びをしている中級者以上
- 機能性と操作性を両立した1台が欲しいプロ・セミプロ
VILTROX DC-X2
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 6インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチスクリーン) |
最大輝度 | 2000nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(4K入力対応) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/DC入力 |
重量 | 約240g(本体) |
主な機能 | タッチ操作、3D LUT、RGB波形、ピーキング、ヒストグラム、サンシェード付属 |
VILTROX DC-X2は、高輝度2000nits・タッチ操作・波形表示を備えた、コストパフォーマンスに優れた屋外対応モニターです。
6インチのIPSパネルは明るく見やすく、画面サイズと携帯性のバランスも良好。
また、RGB波形・ヒストグラム・ピーキング表示・LUT読込にも対応しており、映像制作用の補助機能もひと通り搭載されています。
さらに、サンシェードとバッテリーがセットで付属しているため、購入後すぐに屋外撮影に導入できるのもポイントです。
こんな人におすすめ:
- 日中屋外での撮影が多く、高輝度モニターが必須な方
- タッチ操作・波形表示を備えたバランス重視の1台を探している方
- 初期セットが揃っていて、コスパの高い高輝度モデルを探している方
Atomos Shinobi(アトモス シノビ)
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS |
最大輝度 | 1000nits |
接続端子 | HDMI IN(フルサイズ) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/DC入力 |
重量 | 約196g(バッテリー含まず) |
主な機能 | 波形、フォーカスピーキング、ゼブラ、LUT対応、HDR表示など |
Atomos Shinobiは、プロ仕様の外部モニターとして定番の人気モデル。
最大1000nitsの高輝度IPSパネルを搭載しており、屋外撮影でも十分に明るさを確保できます。
明るさではDesview R6 UHBに劣りますが、その分発色の安定性や低遅延、電源管理のしやすさ、操作性の完成度が非常に高く、現場での信頼感は抜群です。
特に波形モニター・ヒストグラム・ゼブラ表示・ピーキング表示などのプロ向け補助機能が標準装備されており、正確な露出・色管理・ピント確認が求められるシーンで力を発揮します。
また、録画機能を省いたぶん軽量で扱いやすく、撮影現場でのセカンドモニターやミラーレスの外付け用として非常にバランスが良い一台です。
こんな人におすすめ:
- 野外でも使える視認性の高い定番モニターを探している方
- 撮影品質を高めたいVlogger・YouTuber・業務撮影者
- プロ機能が充実した、信頼性の高い機材を使いたい中上級者
ワイヤレス映像伝送対応|送受信機能付きカメラモニター
有線HDMIだけでは満足できない現場や、チーム撮影・モバイル撮影・ライブ収録などでは、映像を“飛ばせる”外部モニターが圧倒的に便利です。
ここでは、ワイヤレス伝送機能を搭載した、実用性の高い外部モニターを紹介します。
Hollyland Mars M1 Enhanced
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチスクリーン) |
最大輝度 | 1000nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT、SDI IN/SDI OUT(4K対応) |
ワイヤレス伝送 | 0.08秒低遅延、最大150m、TX/RX両対応、DFS付き |
電源方式 | NP-Fバッテリー/DC入力 |
主な機能 | 映像送受信、モニタリング、3D LUT、波形、ピーキング、ヒストグラム、HDRプレビュー |
Hollyland Mars M1 Enhancedは、モニター・送信機・受信機の3役を1台で兼ねる業務用モニターです。
従来は複数の機材で構築していた無線伝送環境を、これ1台で簡潔に完結できるのが最大の魅力。
- HDMI/SDIともに対応し、4K映像の表示・送受信が可能
- 最大150m伝送、わずか0.08秒の低遅延により、ライブ撮影・チーム撮影でも安定稼働
- 3D LUT/波形/HDR表示など、映像監視ツールとしての完成度も非常に高い
特に複数人での撮影、ジンバルとの併用、ワイヤレス環境でのライブ制作などにおいて、“現場の自由度”を大きく高めてくれる1台です。
こんな人におすすめ:
- チーム撮影や配信現場で無線伝送+映像確認を1台で済ませたい人
- SDIカメラ・シネマカメラとの連携を求める中〜上級者
- 有線接続に頼らず、軽装備での高品質な映像運用をしたい人
Accsoon CINEVIEW M7 Pro
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 7インチ/フルHD |
最大輝度 | 1000nits |
入出力 | HDMI/SDI(4K60対応) |
伝送距離 | 最大350m(0.06秒低遅延) |
特徴 | TX/RX両対応、3D LUT、タッチ操作、DFS自動切替、CineView Masterと連携可 |
電源 | NP-Fバッテリー/DC/USB-C給電対応 |
Accsoon CINEVIEW M7 Proは、0.06秒という超低遅延と最大350mの伝送距離を両立したハイエンドモデル。
広視野の7インチ画面と4K60入力に対応し、映画・CM撮影にも耐えるスペックを誇ります。
DFS(Dynamic Frequency Selection)機能により、混線の多い環境でも安定した通信を維持できます。
特に、CineView Master TXユニットなど既存システムと連携できる点で、中規模〜大規模撮影の中心機材として活用可能です。
プロ・業務用におすすめの外部モニター
クライアント案件や映像制作の現場では、「ただ映ればいい」というモニターでは不十分です。
正確な露出や色確認、高品質な収録、SDI機器との連携など、“業務に耐える”ための機能と信頼性が求められます。
ここでは、放送・CM・映画制作などの現場でも実際に使われている、
外部収録・HDR表示・波形モニタリングなどに対応したプロ仕様モニターを2機種ご紹介します。
「制作クオリティを妥協せず、現場で即戦力になる1台」をお探しの方は、必見です。
Atomos Ninja V(アトモス ニンジャ ファイブ)
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.2インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS |
最大輝度 | 1000nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(フルサイズ) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/DC入力 |
重量 | 約360g(バッテリー含まず) |
主な機能 | ProRes/DNx録画、HDR表示、3D LUT、波形・ゼブラ・ピーキング、SSD収録対応 |
Atomos Ninja Vは、外部モニター+外部レコーダーを一体化させたプロ向けモデルです。
この機種の最大の特長は、高画質な録画機能を内蔵している点。
対応カメラとHDMIで接続すれば、ProResやDNxなどのコーデックで10bit 4:2:2収録が可能になります(一部機種限定)。
さらに、映像制作の現場で必要とされる:
- HDR(Log)モニタリング対応
- 3D LUTの即時適用表示
- 波形モニター・ベクトルスコープ
- SSDでの直接収録
といった、完全に業務仕様の機能が揃っています。
輝度は1000nitsと高く、屋外でも十分な視認性を確保。
サイズはコンパクトながら重量はややあるため、三脚撮影やリグ組み前提での使用がおすすめです。
こんな人におすすめ:
- 色調補正やノイズレスな収録を求める映像制作者
- カメラ本体の内部収録に限界を感じている方
- Log撮影・LUT確認・RAW出力などに対応したモニターを探しているプロユーザー
Blackmagic Video Assist 7″ 12G HDR
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 7インチ |
解像度 | 1920×1200(フルHD+) |
パネル | IPS(タッチ操作対応) |
最大輝度 | 2500nits |
接続端子 | 12G-SDI IN/OUT、HDMI IN/OUT |
録画機能 | SDカード収録(ProRes/DNxHD)対応、Blackmagic RAW(一部対応) |
電源方式 | LP-E6バッテリー ×2/DC入力(12V) |
重量 | 約560g(バッテリー含まず) |
主な機能 | HDR表示、3D LUT、波形/スコープ類、2系統音声入力、放送機器との高互換性 |
Blackmagic Video Assist 7″ 12G HDRは、プロ仕様の収録・モニタリング機能を1台に統合した、高輝度・広視野・多機能モニター兼レコーダーです。
最大2500nitsの高輝度IPSパネルにより、晴天下の屋外ロケでもくっきりとした視認性を確保。
また、HDMI/12G-SDIの両方に対応し、4K60p伝送や業務用スイッチャー・カメラとの高度な互換性を実現しています。
加えて、SDカードにProRes/DNxHDで直接録画できるほか、一部カメラではBlackmagic RAW記録にも対応。
波形・ヒストグラム・ベクトルスコープ・オーディオメーターなど、放送品質の映像補助ツールも標準搭載されています。
デュアルバッテリースロットを備えており、長時間収録にも安定対応。
7インチの広い画面で細部まで映像チェックできる点も、現場での信頼性に直結します。
こんな人におすすめ:
- SDI機器を使用するテレビ/映画/企業映像の制作現場
- LUTプレビューやHDR収録、音声入力含む業務用オールインワン運用をしたい中〜上級者
- Blackmagic製品やATEMスイッチャーとの連携を想定した構成を組むプロチーム
ジンバル・軽量撮影向けモニター
一眼カメラとジンバルを組み合わせた撮影では、機材全体の“軽さとバランス”が命です。
大型の外部モニターを載せてしまうと、ジンバルがうまく動かず、撮影に支障をきたすことも。
そんなときに活躍するのが、軽量・コンパクト設計でジンバル運用に最適化されたモニターです。
最近では、200g前後でタッチ操作・LUT対応・USB給電なども備えた高機能な軽量モニターが続々と登場しています。
ここでは、ジンバル・小型リグ・旅撮影などに適した軽量モニターのおすすめモデルをご紹介します。
Feelworld F5 Pro V4
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチ操作対応) |
最大輝度 | 500nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(フルサイズ) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/USB-C給電 |
重量 | 約245g(バッテリー含まず) |
主な機能 | タッチスクリーン、LUT、ピーキング、ゼブラ、ヒストグラムなど |
Feelworld F5 Pro V4は、コスパに優れた軽量外部モニターとしてVloggerやクリエイターに人気のモデルです。
5.5インチのフルHDタッチパネルを搭載しながら、重量は200g台前半と非常に軽く、ジンバル運用に最適です。
NP-Fバッテリーの他、USB-C給電にも対応しており、モバイルバッテリーとの併用で長時間の軽装備運用も可能。
プロ機ほどの明るさや機能はないものの、波形やLUT読み込みなど、実用性の高い機能は一通りカバーしています。
こんな人におすすめ:
- 軽量ジンバルや手持ちでの運用を想定している方
- タッチ操作対応の外部モニターを低価格で導入したい人
- 長時間撮影で“軽さ重視”のVlog・旅行撮影ユーザー
Portkeys PT5 II
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチスクリーン) |
最大輝度 | 約500nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(4K対応) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/USB-C給電 |
重量 | 約150g(本体のみ) |
主な機能 | タッチUI、3D LUT対応、波形モニター、ヒストグラム、フォーカスアシスト、放熱構造 |
Portkeys PT5 IIは、超軽量・多機能を両立したコスパ最強クラスの撮影用外部モニターです。
本体重量は約150gと非常に軽く、ジンバル・一眼カメラでの長時間運用にも最適。
4K HDMI入力・出力に対応し、波形モニターやヒストグラムなどの映像制作に必要な表示機能も網羅。
さらに、3D LUT読み込み、タッチスクリーン操作、放熱孔設計など、小型ながら高性能な仕様となっています。
USB-C給電にも対応しており、モバイルバッテリーと組み合わせた軽装セットにも好相性です。
こんな人におすすめ:
- ジンバルや手持ち運用に最適な「とにかく軽い」モニターが欲しい方
- 初めての外部モニター導入で失敗したくないYouTube/Vlog撮影者
- 撮影時の視認性を上げつつ、持ち運びも重視したい中級者
初心者・低価格帯におすすめの外部モニター
「初めての外部モニター、どれを選べばいいか分からない」
そんな方には、まず**手頃な価格で必要な機能がしっかり揃った“入門機”**から始めるのがおすすめです。
最近では、フルHD・タッチ操作・LUT対応・USB給電可能といった、
以前は上位機にしかなかった機能を備えた低価格モデルが充実しています。
ここでは、1〜2万円台で手に入る高コスパの外部モニターを2台厳選。
VlogやYouTube撮影を始めたばかりの方でも安心して使える機種をご紹介します。
FEELWORLD S55 V3
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(1000:1コントラスト比) |
最大輝度 | 約450nits(明記なしだが実測) |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(4K対応) |
電源方式 | NP-Fバッテリー/カメラ給電対応 |
重量 | 約175g(本体) |
主な機能 | 3D LUT、ピーキング、ヒストグラム、160°視野角、16:9比率、収納ケース・バッテリー付属 |
FEELWORLD S55 V3は、価格と機能のバランスに優れたエントリー向けの外部モニターです。
1920×1080のIPSパネルを搭載し、色再現や視野角も必要十分。
嬉しいポイントとして、F550Cバッテリー・収納ケースが付属しており、開封後すぐに使える点も魅力。
さらに、モニターからカメラへの給電も可能で、運用の自由度が高いのも特徴です。
明るさは控えめですが、屋内や日陰での撮影が中心の方には問題ありません。
こんな人におすすめ:
- はじめて外部モニターを使ってみたいVlog・YouTube初心者
- セットで揃えられるコスパ重視派
- 軽量・コンパクトで扱いやすいモニターが欲しい人
ANDYCINE A6 II
出典:Amazon
項目 | 内容 |
---|---|
モニターサイズ | 5.5インチ |
解像度 | 1920×1080(フルHD) |
パネル | IPS(タッチ対応) |
最大輝度 | 1600nits |
接続端子 | HDMI IN/HDMI OUT(4K対応) |
電源方式 | Type-C/DC12V/F970バッテリー対応(3電源対応) |
重量 | 約230g(本体) |
主な機能 | タッチUI、3D LUT、波形、ピーキング、ヒストグラム、遮光フード・収納ケース・バッテリー付属 |
ANDYCINE A6 IIは、高輝度1600nits+タッチ操作+3電源対応という、
まさに“進化系コスパモニター”といえる1台です。
4K HDMI対応・タッチスクリーン・3D LUT読込など、上位モデルに劣らない仕様ながら、2万円前後で購入可能。
さらに遮光フード・収納ケース・F550Cバッテリーも付属しており、買ってすぐにフルセットで運用できます。
特に1600nitsの高輝度は、屋外でもしっかりと映像が確認できるレベルで、
「安いけどちゃんと明るいモニターが欲しい」という方に最適です。
こんな人におすすめ:
- 安価でも屋外対応の明るさを妥協したくない人
- 初心者〜中級者で長く使える1台を探している人
- バッテリー・ケース付きのオールインワン構成で揃えたい人
こういう人にはこのモニター|目的別おすすめ早見表
「結局、自分にはどれが合ってるの?」と迷う方のために、使用シーン・目的別にベストな1台をまとめました。
あなたの目的 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
ワイヤレスで映像を飛ばして使いたい | Hollyland Mars M1 Enhanced | モニター+送受信が1台で完結。HDMI&SDI両対応・150m伝送可 |
プロ撮影現場で放送クオリティを担保したい | Blackmagic Video Assist 7″ 12G HDR | SDI/HDR/波形表示など放送仕様フル装備。7インチで確認しやすい |
映像の高品質な外部収録をしたい | Atomos Ninja V | ProRes/DNxHD収録可能。Log撮影やカラーグレーディング前提の撮影に最適 |
晴天下でも構図・ピントを正確に確認したい | Desview R6 UHB | 2600nitsの超高輝度で屋外使用に特化。コンパクトでも視認性◎ |
軽量でジンバル撮影に最適な1台が欲しい | Portkeys PT5 II | 約130gの超軽量+タッチ操作&LUT対応。価格も手頃 |
まずは安く外部モニターを試してみたい | FEELWORLD S55 V3 | 必要十分な機能+ケースやバッテリー付きでコスパ重視派に最適 |
安くても明るくて高性能なモデルを選びたい | ANDYCINE A6 II | 1600nitsの高輝度+3電源対応+タッチUIで初心者〜中級者まで対応可 |
ワイヤレス伝送も画面サイズも妥協したくない | Accsoon CINEVIEW M7 Pro | 7インチ+350m伝送+0.06秒遅延。映画・CM制作レベルの性能 |
よくある質問(FAQ)


- Q1. 一眼レフやミラーレスに外部モニターをつなぐメリットは?
-
A. 撮影中の構図確認・ピント合わせ・露出調整が圧倒的に楽になります。
特に自撮りやVlog撮影では、内蔵モニターだけでは見えにくい場面が多く、外部モニターを使えば映像の失敗を大きく減らせます。 - Q2. 外部モニターはどんなカメラに対応していますか?
-
A. HDMIまたはSDI出力があるカメラであれば、基本的に使用可能です。
Canon/Sony/Panasonic/Nikonなど、主要な一眼・ミラーレスのほとんどに対応しています。
※Micro HDMI/Mini HDMIの場合は、変換ケーブルが必要です。 - Q3. バッテリーや給電方法はどうなっていますか?
-
A. 多くのモニターは「NP-Fバッテリー」や「USB-C給電」に対応しています。
長時間撮影する場合は予備バッテリーやモバイルバッテリーを用意しておくと安心です。
また、一部モニターではカメラ本体へ電力供給できる機種もあり、配線をすっきりまとめたい人に人気です。 - Q4. 屋外でも画面はしっかり見えますか?
-
A. モニターの「輝度(nits)」によって見え方は大きく異なります。
屋外で快適に使いたい場合は、最低500nits以上、できれば1000nits以上の高輝度モデルを選びましょう。
Desview R6 UHBやAccsoon CINEVIEW M7 Proのような高輝度モニターは、直射日光下でも映像をしっかり確認できます。 - Q5. ワイヤレス伝送機能付きモニターって何が便利なの?
-
A. ケーブル不要でリアルタイム映像を“飛ばせる”ので、現場の自由度が大幅に向上します。
たとえば、撮影者とクライアントがそれぞれ別の位置から映像を確認することができ、現場での連携がスムーズになります。
Hollyland Mars M1 EnhancedやAccsoon CINEVIEW M7 Proは、送信・受信・表示がすべて1台で完結するため、機材の簡略化にもつながります。
まとめ|撮影の質を変える1台を、あなたの機材に
カメラ用の外部モニターは、単なる“映像確認用の画面”ではありません。
構図、ピント、露出、色の正確性、さらには撮影効率やチームの連携まで、撮影のあらゆる品質を左右する存在です。
今回紹介したように、用途やレベルに応じてさまざまなモデルがあります:
- 軽量で持ち運びやすいモデルはVlogや旅撮影に
- プロ機能満載のモデルは、商業映像や映画撮影に
- ワイヤレス伝送対応モデルは、現場全体の自由度を大幅に向上
あなたの目的に合った1台を選ぶことで、
撮影のストレスが減り、編集時の仕上がりにも確かな差が出るはずです。
プロの現場で選ばれている映像制作の必須ツールまとめ
プロの現場で使われているのは、ハイスペックな機材だけではありません。
素材・音・スキル・撮影環境まで含めて“編集の土台”を整えることが、クオリティの高い作品づくりには欠かせません。
ここでは、現場で実際に選ばれている信頼性の高いサービスをカテゴリ別にご紹介します。(弊社も実際に活用)
副業・フリーランスとしてこれから始める方も、すでに編集を仕事にしている方も、次のステップとしてぜひ参考にしてください。
- Envato Elements 公式サイト
→ 動画・BGM・テンプレ・フォントなど、無制限に使える最強素材サイト - MotionElements 公式サイト
→ 日本語UI&日本円決済で安心。国内向け案件にも◎
- GooPass(グーパス)公式サイト
→ 月額制でミラーレス・一眼・レンズ・ドローンまで使い放題。長期レンタルに強い - Drosatsu 公式サイト
→ Phantom・Mavicなどの本格派ドローンを手頃な価格でレンタル可能。空撮や映像演出の幅を広げたい人に最適な専門サービス
- STUDIO US
→ 副業・在宅に強い、完全オンライン型動画編集スクール。初心者でも案件獲得を目指せるカリキュラム - DMM WEB CAMP|動画クリエイターコース
→ 現場主導で学べる副業特化カリキュラム。Premiere Proベースで学びやすく、サポート体制も◎
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