Teams会議を文字起こしする方法|録音・録画・レコーディング対応で自動議事録作成ツールもご紹介

「Microsoft Teamsで録音・録画した会議を、あとから文字起こししたい」
「議事録を手入力するのは面倒だから、自動でテキスト化できる方法が知りたい」
そんな方のために、この記事ではTeams会議を文字起こしする具体的な方法を3パターンに分けてわかりやすく解説します。
実はTeamsにも文字起こし機能はありますが、以下のような制限があります:
- ビジネスプラン(E3 / E5)などの契約が必要
- 自動保存ではなく手動ダウンロードが必要
そのため、日本語での会議や個人・小規模チームの利用では限界があり、代替ツールを組み合わせるのが現実的な選択肢となります。
本記事では、以下の3つの方法を中心にご紹介します:
- Teamsの標準機能を使った文字起こし方法
- 録音や録画を聞きながら手動で文字起こす(無料)
- 録音・録画データをアップロードして文字起こしできるAIツール(Notta)
業務効率化や議事録作成をラクにしたい方はぜひ最後までご覧ください。
まとめ記事
音声文字起こしをAIで自動化する方法【2025年版】
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Teamsで文字起こしできる?まず知っておきたい基本
Microsoft Teamsには、会議中にリアルタイムで音声を文字に変換する「文字起こし機能(transcription)」が備わっています。ただし、この機能には複数の制限や条件があり、すべてのユーザーがすぐに使えるわけではありません。
Teams標準の文字起こし機能でできること
- 会議中にリアルタイムで音声を文字化(ライブトランスクリプト)
- 会議後に文字起こしデータをダウンロードして確認
- 発言者ごとに区切って表示されるため読みやすい
- 複数の話者に対応可能(英語の精度は高い)
ただし、こんな制限があります
項目 | 内容 |
---|---|
対応言語 | 日本語、英語ほか |
プラン | Microsoft 365 E3 / E5などの有料ライセンスが必要 |
利用環境 | PC、スマホ |
録音との連動 | 録音と文字起こしは別操作。録画=自動文字起こしではない |
保存・共有 | 自動保存されず、手動でダウンロードが必要 |
注意:録音や録画をしても、自動で文字起こしされるわけではない
多くのユーザーが勘違いしがちなのが、「会議を録画した=あとで文字起こしできる」というもの。
実際は、録画と文字起こしは別機能であり、録画データから文字を抽出するには外部ツールが必要です。

“録っておけば何とかなる”と思ってるなら大間違いだ。Teamsの文字起こし機能はクセが強い。保存めんどい、有料契約…。手軽さとは真逆だ。
Teamsの録音・録画を文字起こしする3つの方法【無料あり】
Teams標準の文字起こし機能は制限が多く、「手動でダウンロードが必要」「有料プラン前提」など実用に耐えないケースも少なくありません。
そこで、ここではより柔軟かつ効率的に“会議の録音・録画を文字に起こす”ための3つの方法をご紹介します。
どれも日本語対応・無料から試せるものばかりです。
方法①:Teamsの「トランスクリプション」機能を使う
Microsoft Teamsには、会議中の発言をリアルタイムで文字起こししてくれる「トランスクリプション機能」があります。会議終了後に文字データを保存できる便利な機能です。
項目 | 内容 |
---|---|
対応端末 | パソコン(デスクトップ)・スマホ両方OK |
言語対応 | 日本語、英語など複数 |
保存 | 可能(.docx形式などで保存できる) |
話者識別 | 発言者ごとに分けて表示される(Teamsアカウント単位) |
デスクトップ版(パソコン)の使い方
- Teamsで会議を開始します
- 画面上部の「…(その他)」ボタンをクリック
- メニューから「録音と文字起こしを作成」→「文字起こしの開始」を選択
- 右側にリアルタイムで発言内容が表示されていきます(発言者名付き)
会議終了後に文字データを保存する方法:
- Teamsの「カレンダー」から会議を選択
- 投稿欄の「…」をクリックし、「トランスクリプト」を開く
- 右上の「ダウンロード」ボタンを押して、.docx(Word)形式で保存できます
モバイル版(スマホ・タブレット)の使い方
スマホでもトランスクリプション機能が使えます。外出先でも議事録が残せるのは便利ですね。
- 会議中に画面下部の「…(その他)」をタップ
- 「トランスクリプト」を選びます(下にスクロールして探してください)
- 「音声言語」が「日本語」になっていることを確認して「確認」をタップ
- 文字起こしが始まり、リアルタイムで画面に表示されます
会議後の保存方法:
- 会議チャット画面を開き、「投稿の返信」部分をタップ
- 表示された中から「トランスクリプト」を選び、内容を確認またはダウンロード
ポイント
- 会社や学校のプランによっては、この機能が使えない場合があります(Microsoft 365 Business/Enterpriseなど特定ライセンスが必要)
- 会議を主催した人が「文字起こしの開始」をしないと、他の人には使えないことがあります
方法②:録音や録画を聞きながら手動で文字起こす(無料)


一番シンプルかつ誰でもできるのが、「録音した音声を自分で再生しながら、WordやGoogleドキュメントなどに文字で書き起こす」という方法です。
メリット:
- 完全無料。ツール不要で、PCとメモアプリがあればできる
- 音声のニュアンスや社内用語も、自分で調整できる
- 機密性が高い(外部サーバーにデータを出さない)
デメリット:
- 非常に時間がかかる(1時間の音声を文字起こしするのに2~3時間以上)
- 何度も聞き直し・一時停止が必要
- 話者分離や要約は自分で判断・処理しなければならない



昔ながらの“人力書き起こし”ってやつだな。金はかからねぇが、時間と根気はめちゃくちゃ食う。仕事のスピード感で勝負したいなら、選ぶべきじゃねぇ。
方法③:AIツールを使って自動で文字起こし(日本語対応・高精度)


録音・録画を人力で書き起こす時代は終わり。
今はAIツールを使えば、数分で議事録が完成する時代です。
ここでは、Teamsで録音・録画した会議を「アップするだけで文字になる」、あるいは「話すだけで記録される」代表的なツールを詳しく紹介します。
Notta|録音・録画ファイルをアップロードするだけで議事録が完成


【主な機能と特徴】
機能 | 内容 |
---|---|
対応言語 | 日本語・英語含む104言語対応(自動認識) |
話者分離 | 会話の中から自動で「誰が話したか」を識別 |
タイムスタンプ | 発言時間を自動挿入。見返しがラク |
AI要約 | 長時間の会議を要点だけに要約可能 |
翻訳機能 | 議事録を英語などにワンクリックで翻訳 |
出力形式 | TXT / DOCX / PDF / SRTなど |
【無料&有料プラン】
プラン | 月120分 | 年額プラン |
---|---|---|
無料 | ✔(基本機能OK) | ✕ |
有料 | 無制限(月数千円〜) | ◎(最大40%オフ) |
Nottaは、録音・録画ファイルをアップロードするだけで、自動で文字起こし・話者分離・要約までこなしてくれるオールインワン型のAIツールです。
【対応ファイル例】
- 音声:mp3 / m4a / wav
- 動画:mp4(Teamsの録画ファイルもOK)



録音でも録画でも、ぶち込むだけで仕事が終わる。要点までまとめてくれるんだ。時間を買いたいやつは、まず使ってみろ。


よくある質問(FAQ)
Teamsでの文字起こしに関して、読者の方からよく寄せられる質問をまとめました。基本機能の使い方から、外部ツールの活用法まで、よくある疑問に丁寧にお答えします。「どの方法が自分に合っているかわからない」という方も、まずはこちらをチェックしてみてください。
Q1. Teamsの会議中に文字起こしするには、どのプランが必要ですか?
A. Microsoft Teamsの有料プラン(Microsoft 365 Business Standard以上)であれば、文字起こし(トランスクリプション)機能を利用できます。無料プランでは利用できないため、会議の記録用途で使いたい場合はプランを確認しておきましょう。
Q2. トランスクリプションの内容は自動で保存されますか?
A. はい。会議終了後、文字起こし内容はTeamsの会議チャットや「レコーディングと文字起こし」セクションに保存され、.docx形式などでダウンロード可能です。
Q3. Teamsの文字起こしでは話者の名前も表示されますか?
A. 基本的にMicrosoftアカウントで参加しているユーザーであれば、話者名が自動的に識別されて表示されます。ただし、ゲスト参加者や匿名ユーザーは「不明な発言者」として扱われる場合があります。
Q4. Teams以外で会議を録音・文字起こしできるツールはありますか?
A. はい。外部ツールを使えば、より高精度かつ柔軟に議事録を作成できます。
おすすめは以下の2つです。
- Notta(ノッタ):ZoomやTeamsの会議を自動録音・文字起こし・要約まで一括対応。ビジネス現場での導入実績も豊富です。
- Plaud AI(プラウドエーアイ):ボイスレコーダー型のデバイスで会話を録音し、アプリ連携で文字起こし&GPT要約まで可能な次世代ツールです。
Q5. 精度の高い文字起こしはできますか?
A. はい、可能です。Microsoft Teamsにも文字起こし機能はありますが、日本語の精度はやや不安定で、発言が長い・専門用語が多い場面では誤変換が目立つこともあります。
正確さを重視するなら、Notta(ノッタ)のような専用ツールの導入がおすすめです。業界トップクラスの日本語認識精度を誇り、会議内容をクリアにテキスト化できます。
まとめ|Teamsの録音・録画を“そのまま議事録”に変えるならAIに任せよう
Microsoft Teamsに標準搭載されている文字起こし機能は、有料契約限定・操作が複雑と、実際にはなかなか使いこなせない場面も多いのが現状です。
そんな中、録音ファイルをアップロードするだけで自動で文字にしてくれる「Notta」、また、会議に自動参加して議事録までまとめてくれる「tl;dv」のようなAIツールの導入は、これからのチーム運営・報告作業の常識を大きく変えていきます。
▼ 今すぐ無料で試せるツールはこちら



議事録に手を動かしてる時代は終わりだ。録音でも、会議でも、AIに任せちまえば手間はゼロ。まずは試せ。話はそれからだ。
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