Plaud Note徹底レビュー|AI録音×要約の新定番、文字起こし・精度・メリットを本音解説

「録音して、あとで書き起こすのが面倒すぎる…」「会議の議事録や取材メモ、もっと自動化できないの?」

そんな悩みを解決してくれるのが、話題のAIボイスレコーダーPlaud Note(プラウドノート)です。
スマホに装着するだけで、会話・打ち合わせ・通話内容をすべて自動で録音&AI要約
。ChatGPT搭載の高精度エンジンが、あなたの“話す内容”を一瞬でテキスト化・整理してくれます。

本記事では、実際に4週間以上使ってみた編集部の視点から、

  • デザイン・使いやすさ
  • 録音→文字起こしの精度
  • 電話録音や要約機能の便利さ

など徹底レビュー。副業・コンテンツ制作・営業・学生のレポート作成など、あらゆる場面で活躍するPlaud Noteの実力を、リアルな体験ベースで紹介していきます。

Plaud NOte
総合評価
( 4 )
メリット
  • スマホにつけるだけで録音開始&自動文字起こし
  • 会議・電話・取材・散歩中のアイデアも“話すだけ”で即テキスト化
  • ChatGPT搭載で自然な要約・議事録生成が可能
  • MagSafe対応でiPhoneにピタッと装着
  • 30gの超軽量&クレカサイズで携帯性抜群
デメリット
  • 本体にはUSB-Cポートがなく、専用充電器が必要
  • 無料プランは月300分で制限あり、有料プランへの切替推奨
評価項目評価(★)
録音の手軽さ★★★★★
文字起こし精度★★★★☆
アプリ・連携機能★★★★☆
バッテリー・充電仕様★★★☆☆
料金プランの柔軟さ★★★☆☆
携帯性・デザイン★★★★★

目次

Plaud Noteとは?次世代の“話すだけ議事録”AIボイスレコーダー

Plaud note
項目内容
本体サイズ・重量クレカサイズ / 約30g
ストレージ容量内蔵64GB(約30時間分の録音)
録音時間連続30時間 / 待機最大60日
接続方法Bluetooth(アプリ連携)
電話録音対応(ワンタッチでモード切替)
AI文字起こし・要約エンジンChatGPT(アプリ上で処理)
アプリ対応言語日本語 / 英語ほか 多言語対応
その他議事録テンプレート / 話者識別 / 自動要約機能

Plaud Note(プラウドノート)は、スマホに装着して使う超小型のAIボイスレコーダーです。単なる録音機器ではなく、「録音→自動文字起こし→要約」までをワンタッチでこなす、まさに“第二の脳”のようなAIデバイス。

注目すべきは、OpenAIのChatGPTエンジンを活用した自然な文章生成。会議や取材、電話の内容を、あとからテキストで確認できるだけでなく、議事録形式や箇条書きメモとして自動でまとめてくれるのが大きな特徴です。

しかも本体はクレジットカードサイズ&たった30g。iPhoneのMagSafeやAndroidにも装着でき、Bluetoothでアプリと連携すれば、リアルタイムで録音データがアプリに同期されます。

スマホにつける → 話す → アプリで要約表示というシンプルさで、機械が苦手な人でもすぐに使いこなせるのが魅力。
「会議や通話を全部メモしたい」「アイデアを歩きながら残したい」という現代の働き方にピッタリなツールです。

Plaud Noteの主な機能|録音・文字起こし・要約がこれ1台で完結

Plaud Noteの最大の魅力は、話すだけで議事録やメモが完成するという圧倒的な効率化。以下では、実際に使える主な機能を用途別に紹介します。


1. 音声の録音(会議・打ち合わせ・インタビューに)

Plaud Note本体のボタンを押すだけで、高音質かつ長時間の音声録音が可能。
片手で操作できるうえ、装着したまま使えるので会議中や外出先でも邪魔になりません。

  • 最大30時間の連続録音(64GB内蔵)
  • 録音データはBluetooth経由で自動転送
  • 外部マイク不要、ノイズ低減あり

2. スマホ通話の録音モード(ワンタッチ)

側面のスライドスイッチを入れるだけで、スマホ通話を自動録音モードに。
Bluetooth接続されたPlaud Noteが、通話音声をしっかりキャプチャしてくれます。

  • iPhone・Androidの通話を録音(要Bluetooth接続)
  • アプリで録音内容をそのまま確認・整理可能
  • 注意:法令により相手に録音の旨を伝える必要あり

3. AI文字起こし&自動要約(ChatGPT搭載)

録音したデータは、Plaudアプリ上で自動で文字起こし&要約されます。
ChatGPTを活用した要約エンジンにより、自然な構成の議事録やメモに変換してくれるのが特長。

  • 会議テンプレート/インタビューフォーマットなど選択可
  • 話者ごとの識別や、箇条書き形式の要点整理に対応
  • 長時間の音声でも自動で「要点」だけを抽出

4. 用途別テンプレートが豊富(メモ・議事録・アイデア整理)

アプリにはさまざまな書き出しテンプレートが用意されており、用途に応じてフォーマットを自動生成できます。

  • 会議議事録 → 議題+発言まとめ+ToDo付き
  • アイデアメモ → 箇条書き+要約ポイント
  • インタビュー → Q&A形式に変換も可能

5. その他の便利機能

  • 日本語対応の直感的UI(初心者でも使いやすい)
  • 録音しながら歩いて話せる(ハンズフリー運用OK)
  • アプリ内で録音・文字起こしの履歴管理もラク

Plaud Noteの料金プランと本体価格|無料枠はある?

内容金額(税込)
Plaud Note 本体価格約25,000〜28,000円
同梱物MagSafe対応ケース、充電ケーブルなど
購入方法公式サイト・Amazon Japan ほか
プラン名年間料金(税込)録音時間/月
無料¥0300分まで
PRO約¥17,0001200分
Unlimited約¥40,000無制限

Plaud Noteの利用には、「本体価格」と「アプリのサブスクリプション料金」という2種類の費用が発生します。

  1. 本体価格(デバイス購入)
  2. アプリ利用のサブスクリプション料金(AI文字起こし・要約機能)

まず、本体価格は約25,000円前後で、これを購入することで物理ボタンでの録音やスマホアプリとの連携が可能になります。

録音自体は無料で行えますが、文字起こしやAIによる要約などの高度な機能を使うには、別途サブスク契約が必要です。

AI文字起こしと要約は、月額1,200円前後で利用できます。(無料は300分まで)

つまり、「録音するだけ」なら無料でOKですが、録音内容をテキストに整理して活用したい人には、サブスクプランの加入が実質的に必須となります。
※料金は2025年7月時点の目安です。実際の金額はアプリストアで確認ください。


 無料プランでもどこまで使える?

  • 月300分まで録音&文字起こしが無料
  • 要約機能や議事録テンプレートは制限あり
  • 簡単な使い心地を試すには十分なボリューム

Plaud NoteとPlaud Note Pinの違いとは?使用スタイルに合わせた選び方

左がnote右がnote pin
項目Plaud Note(通常モデル)Plaud Note Pin(ピンモデル)
装着方法MagSafe / 磁気リングでスマホ背面に装着クリップで衣服やバッグに取り付け
録音操作スマホ連携+物理スイッチスマホ連携+物理ボタン
スマホ連携の有無必要(アプリで要約・管理)必要
利用シーン会議・商談・打ち合わせ・音声議事録外出時のメモ・取材・雑談・ナチュラルな記録
操作のシンプルさ多機能だがやや操作は複雑非常にシンプルで直感的な操作感

Plaudシリーズには、「Plaud Note(通常モデル)」「Plaud Note Pin(クリップ型モデル)」の2種類があります。

どちらもAIによる自動文字起こし・要約機能を搭載していますが、使い方やデザインには明確な違いがあります。

通常モデルのPlaud Noteは、スマホ背面に装着して使う“録音スイッチ”特化型デバイス。一方、Plaud Note Pinは、胸元などに取り付けて“独立したレコーダー”として使えるウェアラブルタイプです。

録音の補助デバイスとしてスマホと一体運用したいならPlaud Note、インタビューや取材などでハンズフリー運用を重視するならPlaud Note Pinが向いています。

Plaud Note(通常モデル)の特徴

plaudai

Plaud Noteはスマートフォンと連携して使うタイプのレコーダーです。iPhoneではMagSafeに対応しており、Androidでも専用の磁気リングで背面装着が可能です。

録音データはBluetooth経由でアプリに転送され、アプリ内でAI文字起こしや要約が行えます。また、物理スライドスイッチで録音モードを切り替えることで、通話録音にも対応しているのが大きな強みです。

こんな人におすすめ

  • 会議や商談、インタビューを録音・記録したいビジネスユーザー
  • 通話内容を記録して議事録に活用したい人
  • スマホと連携してAI要約やテンプレ出力まで一括管理したい人

Plaud Note Pin(ピンモデル)の特徴

出展:plaud

Plaud Note Pinは、クリップで衣服やバッグに直接取り付けて使うモデルです。小型かつシンプルな構造で、物理ボタンを押すだけで録音が始まります。

こんな人におすすめ

  • 外出先や日常の音声を自然に記録したい人
  • アプリ操作に慣れていない初心者や高齢者

編集部による実体験レビュー|1ヶ月使ってわかったPlaud Noteのリアルな感想

Plaud Noteを1ヶ月間、会議・取材・通話・日常のメモ用途などで使い続けた編集部が、実際に感じたメリット・注意点を正直にレビューします。

スマホの背面に取り付けて、物理スイッチで録音。録音が終わればアプリに自動転送され、AIが文字起こし&要約までやってくれる――
この一連の流れが「想像以上に便利」で、録音のストレスがほぼゼロになったのが一番の衝撃でした。


録音スタートが速くて、確実に残せる

スライド式の物理スイッチをスッと動かすだけで、瞬時に録音が始まります。アプリを開いてボタンを押す、といった工程がないため、録り逃しのリスクが圧倒的に減りました

特に、突然始まった会話や打ち合わせのような“録音したい瞬間”に、スマホ操作の手間なく対応できるのが非常に便利です。録音が生活に自然と組み込まれる感覚がありました。


音声認識と文字起こしの精度が想像以上

静かな室内であれば、95%以上の精度で文字起こしが可能。複数人で話している内容も、話者ごとにしっかり区別してテキスト化されるため、会話の流れが非常に読みやすく整理されます。

また、AIの認識が速く、録音後すぐに文字として確認できるスピード感も魅力です。


要約が“考えの棚卸し”に役立つ

Plaud Noteは、提携アプリのChatGPTベースAI要約機能が使えるのも大きな魅力です。単なる抜粋ではなく、論理の構造まで踏まえた「意味のある要約」が出てくるのが驚きでした。

例えば、自分のプレゼン内容を録音しておけば、あとで“どんな意図で話していたか”が一目で振り返れる。これは議事録用途だけでなく、自己省察や内省にも向いていると感じました。


バッテリー持ちが想像以上に良い

録音メインで使う場合、1週間に1回の充電で十分持ちます。毎日使っていてもバッテリー切れの不安がほとんどなく、カバンに入れっぱなしでも“いつでも使える安心感”がありました。


気になったポイント|事前に知っておくと安心

初期設定には少し慣れが必要

最初にスマホとBluetoothでペアリングしたり、録音モード(単体 or スマホ連携)を切り替えたりと、やや“ガジェット慣れ”が必要な操作があります

説明書やチュートリアルを見ながらなら難しくありませんが、完全初心者だと少し戸惑う場面も

一度設定してしまえばその後は快適ですが、最初の壁を越えるために、オンラインマニュアルや動画チュートリアルを併用すると良いと感じました。


Androidユーザーは装着方法に注意

iPhoneならMagSafeでそのまま装着できますが、Androidは別途「磁気リング」をスマホに貼る必要があります。スマホケースとの相性や見た目が気になる人にとっては、やや不便かもしれません。

ただし、録音自体はスマホと離れていても可能なため、装着にこだわらない運用も可能です。

用途別おすすめガイド|あなたに最適かを見極める

Plaud Noteは、ただの録音デバイスではありません。インタビュー・会議・学習・日常メモといった幅広いシーンに対応できるAIスマートレコーダーです。ここでは、それぞれの用途でどのように活用できるのかを具体的にご紹介します。

取材・インタビューに最適な理由

会話の流れを遮らず、自然に録音できる点はインタビュアーにとって非常に重要です。

Plaud Noteは赤LEDと振動で「録音している安心感」があり、録音忘れやトラブルを防げます。録音後は要約を数秒で出力できるため、取材後すぐに記事構成に移れるという“時間のアドバンテージ”を得られます。

会議・議事録用途での活用

対面会議での導入に最適です。メモを取りながら発言を聞き逃すことがなくなり、録音した音声は即座にサマリーとして整理されます。

テンプレート機能により、要点・決定事項・次のアクションが明確化され、会議後の共有が劇的に効率化されます。

学習・講義ノート代替にも

大学の講義やセミナーでも、録音しながらAI要約を自動生成することで、「聞く」→「要約を読む」→「復習」の流れが高速化されます。

NotePinという姉妹デバイスと併用すれば、肩や胸元に装着して完全ハンズフリーで録音できます。

アイデアメモ・日常記録として

思いついたときにすぐ録音し、後から要約を自動で読む。この使い方は、ブロガーやライター、アイデアマンにとっては最高の相棒です。

日記や自己観察ツールとしても非常に機能的で、感情の言語化にも役立ちます。

よくある質問(FAQ)

Plaud Noteの購入を検討されている方から、よく寄せられる質問をまとめました。使い方や対応範囲、料金について気になるポイントを簡潔にわかりやすくご紹介します。

Q1. 録音だけならPlaud Noteは無料で使えますか?

はい、Plaud Note は録音デバイスとして単体でも使用可能です。物理スライドスイッチで即座に録音を開始でき、アプリ連携なしでも音声ファイルの保存が可能です。

ただし、自動文字起こしやAI要約などの高度な機能を利用するには、サブクスプランの登録が必要になります。(無料あり)


Q2. 通話やZoomなどの会議音声も録音できますか?

スピーカーから出力される音声であれば、Plaud Note で問題なく録音できます。

たとえば、ZoomやGoogle Meetの音声をスピーカーモードで再生すれば、その音声を録音できます。

ただし、スマホ通話の内部音声録音には非対応なので、通話を録音するには相手の音声をスピーカーで出す必要があります。会議や取材のアーカイブ用途には非常に有効です。

補足:ZoomやMeetの録音+自動文字起こしなら、Notta の併用もおすすめです。


Q3. 日本語以外にも対応していますか?

はい、Plaud Note は多言語対応の文字起こし機能を搭載しています。

日本語だけでなく、英語・中国語など複数の言語に対応し、国際的な会議やインタビューでも活用できます。


Q4. バッテリーの持ちはどのくらいですか?

Plaud Note はフル充電で最大30時間以上の録音が可能とされています。録音メインの使い方であれば、1週間に1度の充電でも十分に運用できます。


Q5. 録音データはどこに保存されますか?クラウド同期も可能ですか?

録音データはスマホ内に保存されるほか、Plaud Note のクラウドと自動同期することも可能です。

録音後すぐに文字起こし・要約までオンラインで一元管理でき、議事録や原稿化にも便利です。


総まとめ|Plaud Noteは“録る”を超えて“整える”時代の必需品

Plaud Noteは、録音するだけのツールではありません。
会話・打ち合わせ・取材・アイデア──それら“流れていく言葉”を、即時に「文字化・要約・構造化」して残すAIパートナーです。

録音をワンタッチで開始し、AIが自動で文字起こしと要点抽出まで完了。あなたは、内容の確認や編集・アウトプットに集中するだけ。従来のレコーダーや文字起こしソフトでは実現できなかった“リアルタイム+整理力”を、コンパクトなガジェット1つで実現します。

もちろん、Zoom会議メインのリモートワークなら、Otter.aiなどのオンラインサービスも選択肢に入ります。ですが、現場での会話・対面取材・移動中の記録など、“音声をその場で捉えてその場で整える”必要があるシーンではPlaud Noteが圧倒的に便利です。

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この記事の監修者

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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