【2024年最新版】VR撮影におすすめなカメラ9選!

最近話題のVRカメラについて紹介していきます。

VRカメラは「360°カメラ」と呼ばれ、いろんな角度から映像が撮影できることや、またVRゴーグルを活用した映像の見方もでき、楽しみ方が豊富にあります。

最近ではVRゴーグルも普及し始め、もしかすると「ゴーグルを購入して以来VRコンテンツの視聴にハマり、自分もコンテンツを作ってみたい」と思ったのではないでしょうか?

最近ではSNSやYouTubeなどで動画を見ることも多くなってきましたよね。

そこでこの記事では初心者から上級者までのおすすめのカメラや購入時のポイントを紹介していきます。

この記事でわかること
・VRカメラの仕組み
・初心者から上級者までのおすすめカメラ
・VRカメラの購入ポイント

この記事に最後まで目を通していただけると、VRカメラについて理解でき自分にはどのカメラが良いのか判断できるので、ぜひ最後まで目を通し、ご検討ください。

目次

VRカメラについて

VRカメラは「360°カメラ」と呼ばれその名の通り全方位景色が見渡せるカメラになります。
VRカメラには2種類あるので紹介していきます。

全天球型カメラ

参照:BIGCAMERA

水平方向に加えて上下左右にも撮影できるのが特徴のVRカメラになります。

前と後ろに超広角の魚眼レンズを1つずつ搭載し、2つのカメラの映像を合わせる「スティッチ」の技術により、1つの映像として撮影することができます。

例えば旅行先の絶景スポットの撮影や、イベントなどで全天球カメラを撮影することで、映像を振り返ってみた時にその場の空間を切り取ったかのように思い出すことができます。

さらにVRゴーグルを使えばいつでもその時の体験をバーチャルで得られることができるので、「あの時は楽しかった」が再現できるということです。

全天球カメラは一眼レフやスマホカメラでも困難な「その空間を丸ごと記録する」事ができる魅力的なカメラです。

半球型カメラ

参照:https://repairs.jp/camera/4184/

水平方向と上方向を360°を撮影できるのが特徴になります。
超広角の魚眼レンズを1つ搭載し、ダイナミックなパノラマ映像が撮影できるカメラになります。

「Go Pro」のようなアクションカメラの使い方に有効で、スポーツやアウトドアまた防水機能も備わっていれば、ダイビングの撮影などに有効です。

半球カメラはアクティブに動きたい時に撮影できる優れたカメラと言えますね。

全天球型と半球型の違い

全天球型と半球型があるのは分かったけど、もっと詳しく知りたいというあなたに。
ここからは「全天球型」と「半球型」カメラの違いやそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。

全天球型と半球形の比較

形式全天球型半球型
編集自動手動
対象初心者から上級者中級者から上級者
画像の質高い
コスト高い安い

全天球型のメリット・デメリット

メリット

静止画向き
全天球型カメラは一度の撮影で全方位の写真を撮ることができ、静止画の撮影に向いています。

撮影に詰め込める情報量が多い
360度全ての風景を撮影できるため、撮影した画像に含まれる情報量が非常に多いです。

レンズの繋ぎ目は自動で調整
撮影後、カメラが自動的にレンズの繋ぎ目を調整し、自然な雰囲気の写真を作成します。

簡単な編集
編集が自動で行われるため、特別な技術や知識がなくても扱いやすいです。

デメリット

写り込みの問題
撮影者自身や三脚が写真に写り込んでしまうことがあります。

邪魔なものが映り込む
フォトジェニックな風景を撮影したい場合、不要な物体が映り込む可能性があります。

技術と知識の必要
撮影に技術や知識が必要な場合があり、初心者には難しいことがあります。

半球型のメリット・デメリット

メリット

写り込みを避ける
自分や三脚が映らないように撮影角度を調整でき、写真のクオリティを保つことができます。

整理がしやすい
撮影した画像の整理が簡単で、必要な部分だけをピックアップしやすいです。

コントロールの自由度
撮影者が自分でカメラの操作をコントロールできる範囲が広く、思い通りの写真を撮ることができます。

ハイスピードな動画
ハイスピードで動く被写体を撮影する場合にも適しており、動画のクオリティが高いです。

デメリット

撮影回数が増える
全天球カメラのように一度の撮影で全方位をカバーできないため、環境全体を記録するためには複数回の撮影が必要です。

手動編集の手間
編集が手動で行われるため、時間と手間がかかります。編集スキルが必要です。

VR撮影におすすめなカメラ

ここからは初心者〜上級者までレベルに分けたおすすめのVRカメラを紹介していきます。

初心者
・RICOH THETA SC2
・ベクノス IQUI
・エレコム OMNI4K対応VRカメラ
中級〜上級者
・RICOH THETA Z1
・Insta360 ONE X2
・Go Pro MAX
・360FLY 360fly 4K
・Kandao QooCam 8K
・Vuze XR Dual VR Camera

RICOH THETA SC2

全天球型初心者向き
価格4万円前後
解像度(静止画)5376×2688
解像度(動画)3840×1920
防水無し

スティックタイプで持ちやすく、高速起動(電源ONから1.5秒)で撮影できます。
クイックレスポンスで撮りたと思った時に素早く撮影できるので、撮りたいシーンを逃さすことがないので嬉しい機能です。

また撮影には3つのモードから選択できます。
・顔モード(暗い中でも明るく顔や周辺を撮影できる)
・夜景モード(スマホやデジカメ同様夜間時綺麗に撮影できる)
・車窓モード(室内と外の明暗差を調整し綺麗に撮影できる)

初心者からでも使いやす手頃なモデルになります。
カラーも豊富で(ホワイト、ピンク、ブルー、ベージュ、グレー)可愛いカラーがあるので、女性の方にも人気です。

リモコンのようなコンパクトな形で、デジタル用の三脚も使えるので色々なシーンで活用できます。

専用アプリでは初心者でも編集が容易にできるので嬉しい機能になります。
初めてのVRカメラとしておすすめな選択肢ではないでしょうか。

ベクノス IQUI

vecnos IQUI イクイ 360度カメラ シャンパンゴールド スリム 小型 軽い 全天球カメラ ZTQ01C
全天球型初心者向き
価格4万円前後
解像度(静止画)5760×2880
解像度(動画)2880×1440
防水無し

ペン型のおしゃれなデザインで、シンプルな操作性2020年にはグッドデザイン賞を受賞されています。

全天球カメラは2枚のレンズですが「IQUI」は、側面に3枚と上面に1枚の4枚のレンズから構成され、珍しいカメラ構成になります。

操作ボタンは「電源ボタン」「シャッター」「動画静止画切り替え」のみで、シンプルな設計です。

スマホの専用アプリとペアリングする事で、クラウド保存や、シャッター音や自動パワーオ、動画の転送オンオフの切り替えができるので便利に使う事ができます。

クラウド保存ができると本体の容量を気にする事なく撮影できますよね。

バッテリー容量は720mAhと少なめなので長時間撮影するよりかは、ショートムービーで気軽にSNSで共有する方に向いています。

エレコム OMNI4K対応VRカメラ

全天球型初心者向き
価格6万円前後
解像度(静止画)7008×3504
解像度(動画)3840×1920
防水IPX4(日常生活での雨による水滴や水しぶき程度)

小さくて軽いVRカメラの最軽量とも言えるのが最大の特徴で、その重量はなんと76gです。

iPhoneの最軽量の「iPhone SE(第1世代)」で113gなので、さらに40g程軽いということになります。

手のひらサイズで、操作もシャッターボタンのみと簡単に操作できます。

撮影モードは4つあり
・パノラマ
・ジャイロ
・スワイプ
・VR

撮影した映像はSNSで共有ができるので、スマホ感覚で持てそうですね。

RICOH THETA Z1

全天球型中級者〜上級者向き
価格10万円前後
解像度(静止画)6720×3360
解像度(動画)3840×1920
防水無し

スマホよりコンパクトなのに高画質の2000万画素あるので綺麗に撮影する事ができますよ。

また編集はスマホアプリで簡単におしゃれに加工することができます。
フェスやテーマパークなど賑やかな所で撮影し、SNSで楽しく共有することも出来るので人気です。

スマホカメラより映えるので「いいね」がたくさんもらえることもあるかもです。

またビジネスにおいても結婚式場や不動産情報、美術館などの施設の紹介や体験などで活用できます。

THETA Z1はTHETA SC2等のシリーズモデル最上位になるので、VRカメラに慣れた方などにおすすめです。

またボディーにはマグネシウム合金を採用しており、熱や衝撃等に強いので耐久性にも優れたカメラと言えます。

Insta360 ONE X2

全天球型中級者〜上級者
価格6万円前後
解像度(静止画)6080×3040
解像度(動画)5760×2880
防水IPX8(水深10mまで対応)

5.7Kの高画質で撮影ができ、スマホアプリで簡単に16:9の動画にも編集可能です。
本体には大きなプレビュー画面がついているのも魅力です。

優れた手振れ補正「Flow Stata」搭載で車載などで撮影しても、映像がぶれることなく撮影することができます。

自分を中心に全方位360°撮影できる自撮り棒が消える「パレットタイム」機能があり、ドローンのような撮影ができるので、車載動画(バイク等)での撮影に向いています。

まさに手振れ補正装置いらずです。

画質と手振れ補正が最強のカメラになります。

Go Pro MAX

全天球型中級者〜上級者
価格6万円前後
解像度(静止画)5760×2880
解像度(動画)5370×2688
防水水深5mまで対応

手ぶれ補正機能が高いので、激しい動きでもぶれる事なく撮影できます。
スタビライザーやジンバルが必要ないので、アクティビティでの利用に人気のカメラになります。

編集で自由に視点や画角を変えられるので、ドローンで撮影したかのような迫力のある映像がで作成できます。

またマイクが6つありYouTubeやVlog撮影向けのカメラとしても人気です。

動画の他に270°のアングルが一枚に収まる写真が撮れることもでき、360°カメラで撮影した写真を自動的に繋ぎ合わせてくれるので、通常のカメラとしても使える

また本体には液晶ディスプレイがついているので映像を確認できるので便利に使えます。

注意点ですが、水深5mとなってますが正確に360°動画が撮影できないので注意が必要です。

またSNS投稿は専用アプリが必要ですが、編集に多少の技術が必要なので中級者以上の方向けです。

360FLY 360fly 4K

半球型中級者〜上級者
価格10万円前後
解像度(静止画)3456×3456
解像度(動画)3480×1920
防水水深10mまで対応
防塵IP6X(防塵の侵入が完全に防げる)

ボール型のおしゃれなデザインで非常に人気のアクションカメラになり、アクセサリーが豊富でいろんなシーンで活用ができます。

コンパクトサイズなのに内蔵メモリーが64GBと大容量で高性能カメラになります。

ボディー非常に丈夫で水深10mまで保護不要の防水機能や、1.5mの落下体制、防塵−20度の対耐低音性能まで兼ね備えています。

4kと高画質での撮影時、繋ぎ目が目立たない映像が可能で、
16:9の主観レンズカメラとしても使えます。

Kandao QooCam 8K

全天球型中級者〜上級者
価格7万円前後
解像度(静止画)7680×3840
解像度(動画)7680×3840
防水無し

中国拠点のVRスタートアップ企業のVRカメラですが、世界最小の8Kカメラを実現してます。

アプリ活用でリモート操作も可能で編集も簡単にできる
高スペックなのに低価格
アクションカメラ向けや動画制作にこだわる人におすすめです。

Vuze XR Dual VR Camera

全天球/半球型中級者〜上級者
価格40万円前後
解像度(静止画)6000×3000
解像度(動画)5.7K@30fps
防水無し

Vuzeはイスラエルのメーカーで大使館のHPでも紹介されおり、国を挙げて推すことのできるカメラになります。

VRカメラが大使館で紹介されるほどおすすめなカメラなので、インパクトあり過ぎて気になりますよね。

専用アプリで編集は簡単にでき、また手振れ補正(6ーAXIS Gyro)を搭載しているので、手振れ補正機能を使用する事でカメラの動きを記録し、手振れを補正してくれます。

またVRゴーグル「Oculus Go」との相性が良く、Vuze XRを使って撮影した180度3Dと360度2Dのコンテンツが楽しむ事ができます。

VRカメラ購入時のポイント

VRカメラとおすすめの商品について紹介してきましたが、選び方のポイントとしては4つあります
1.撮影方法
静止画撮影なのか動画撮影なのか目的に合わせたカメラを選ぶ。

2.カメラレンズの種類
全天球型なのか半球型なのか決める。

3.防水機能
アクションとして使うなら防水は必須になりそうですね。
ダイビングで使うなら水深に注意が必要になります。

4.アクセサリー
VRカメラに装着できるアクセサリーが多いと様々なシーンでの撮影に便利です。
特にアクション系においては非常に有効になります。
また水中の撮影に使う時は防水ケースや車などはマウントと様々あるので目的に合ったアクセサリーの有無を確認しましょう。

まとめ

以上VRカメラについて商品と購入ポイントについても紹介してきました。
シーンに合わせたVRカメラを選び、気軽に楽しみたいのであれば全天球型の初心者向き〜のタイプがおすすめです。
より本格的に楽しみたい方は半球型や高解像度のカメラがおすすめになります。

VRゴーグルやSNSとの相性も良いので共有する事でより楽しむ事ができます。
多様性を極めるVRカメラ、機種にもいろんな機能が備わってポイントとなってくるので、購入前には機能を十分理解した上でニーズにマッチした商品を選びましょう。

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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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