法人・会社におすすめのクラウドストレージBoxとは?導入メリットを解説【他社比較あり】
セキュリティと大容量、両方欲しいなら「Box」一択!
この記事では、企業から個人まで幅広く使えるクラウドストレージ「Box(ボックス)」について、初心者でもわかるようにやさしく解説します。
他のクラウドサービスとの違いや使い方、導入事例もまとめているので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
Boxとは?ビジネスにも強いクラウドストレージ

Box(box.com)は、世界中の企業が導入している法人特化型クラウドストレージサービスです。
Google DriveやDropboxのようなファイル共有サービスに加え、セキュリティ・権限管理・業務連携に強く、フォーチュン500の約7割が利用している実績があります。
結論:どんな人にBoxがおすすめ?
- 社外との安全なファイル共有を求めている中小企業
- 大容量データを扱う映像制作・設計・製造業のチーム
- 情報漏洩対策を徹底したい企業のIT担当者
- テレワーク環境を強化したい人事・広報部門
- DropboxやGoogle Driveでは物足りなくなったと感じている方
Boxの料金プラン(2025年時点)
プラン名 | 対象 | ストレージ | 月額(目安) | 主な機能 |
---|---|---|---|---|
Free | 個人 | 10GB | 無料 | 基本機能のみ |
Personal Pro | 個人 | 100GB | 約9ユーロ/月 | より多くの容量とアップロード制限緩和 |
Business | 法人 | 1ユーザーあたり100GB | ¥1,881〜(3名以上) | チーム共有・セキュリティ強化 |
Business Plus | 法人 | 容量無制限 | ¥3,135〜 | Box Relay、外部共有強化 |
Enterprise / Plus | 法人 | 容量無制限 | ¥4,620〜 / 問合せ | AI・法務・監査機能まで網羅 |
POINT:法人は3ユーザーからの契約が基本。容量無制限プランはコスパ◎!
他社クラウドストレージとの比較|Boxはどこが優れている?
「クラウドストレージって結局どれがいいの?」
そんな疑問に答えるべく、主要5サービス(Box、Google Drive、Dropbox、OneDrive、iCloud)を5つの軸で徹底比較しました。
比較項目 | Box(ボックス) | Google Drive | Dropbox | OneDrive | iCloud |
---|---|---|---|---|---|
セキュリティ | ◎ 暗号鍵管理・7段階権限・Box KeySafe | ◯ 2段階認証・DLP(上位プラン) | ◯ 256bit AES・2要素認証 | ◯ DLP・監査機能あり | △ Apple内で完結、企業DLPは弱い |
ストレージ容量 | ◎ 無制限(Business Plus以上) | ◯ 15GB無料 / 最大5TB | ◯ 2GB無料 / 最大無制限 | ◯ 5GB無料 / 1TB以上(M365) | △ 5GB無料 / 最大2TB |
ファイル上限サイズ | ◎ 最大150GB | △ 約750MB(無料)〜 | ◯ 上限なしに近い | ◯ 約100GB(M365) | △ 約50GBまで |
連携・拡張性 | ◎ 1500以上のアプリ連携、Box Sign/Relay等あり | ◯ Google製品と強力連携 | ◯ Slack / Zoom等と連携 | ◯ Teams / Office連携 | △ Apple中心、外部との連携弱め |
ユーザーインターフェース | ◯ 業務向け・権限設定に強い | ◎ シンプルで直感的 | ◎ 個人にも使いやすい | ◯ Windowsと統合 | ◯ macOS/iOSに最適化 |
料金体系(法人) | ◎ 3名〜 / ¥1,881〜 無制限プランあり | ◯ ¥816〜(1ユーザー) | ◯ ¥1,500〜(3名〜) | ◯ ¥540〜(M365込) | △ 個人中心・法人契約困難 |
BOXの主な特徴
- ISO 27001など国際認証済みのセキュリティ
- ファイル・フォルダごとの7段階のアクセス管理
- Microsoft 365 / Google Workspace / Slackなど1500以上と連携
- スマホ・タブレットにも対応、外出先からも安全にアクセス可能
- 電子署名・ワークフロー自動化・AI要約などの業務支援機能も搭載

Boxが他社より優れている4ポイント
「クラウドストレージって、正直どれも似てる…?」
そんなふうに感じているなら、ちょっと待ってください。
Boxには、他のサービスにはない“明確な強み”があるんです。
ここでは、Boxが他社より優れている4つの理由をわかりやすく紹介します。
1.セキュリティが段違いに強い
他社では有料プランでも制限がある「アクセス制御」「監査ログ」「鍵管理」などが、Boxでは標準装備&業界最高レベル。
顧客情報・設計図・医療データなどを扱う企業にも安心。
2.容量無制限&大容量ファイル対応
1ファイルあたり最大150GBまでアップロード可能。CADデータや動画素材など、大容量ファイルを扱う業種に最適。
3.ビジネス機能が豊富
- 電子署名(Box Sign)
- ワークフロー自動化(Box Relay)
- 業務用ノーコードツール(Box Canvas)
GoogleやDropboxにはない“本格的な業務支援機能”が搭載されています。
4.コスト面も現実的
法人向け料金は月額1,881円〜(3名〜)で導入可能。Google WorkspaceやDropboxとほぼ同等の価格帯で、より高機能かつ安心。
結論|個人用途は他でもOK。ビジネス用途ならBox一択。
用途 | おすすめサービス |
---|---|
写真の保存・共有(個人) | Google Drive / iCloud |
メモ代わり・個人作業 | Dropbox / OneDrive |
社内外での機密データ共有 | ✅ Box(セキュア&高機能) |
チームでのプロジェクト進行 | ✅ Box(Relay・Notesが便利) |
医療・製造・行政での導入 | ✅ Box(導入事例多数) |
Boxの評判・口コミ|企業ユーザーから圧倒的支持、その理由とは?
「実際に使ってみた人の声が知りたい」
そんな方のために、日本語で投稿されたBoxの口コミ・レビューをもとに、良い点・悪い点の両面からリアルな評価をまとめました。
高評価の口コミ|セキュリティと大容量に満足の声多数
Boxの最大の強みである「セキュリティ」と「容量無制限」については、ユーザーからも高く評価されています。
✅「社外とのファイル共有も安心してできる」
✅「1ファイル100GB超でもサクッとアップできて感動」
✅「部署ごとにアクセス権を変えられて管理が楽」
ITトレンドなどのレビューサイトでも「リアルタイム編集がしやすく、無制限ストレージで業務効率が大幅に改善した」という声が多数ありました。
さらに、Box Notesを使って議事録やメモをチームで同時編集している人も多く、「Google Docsよりセキュリティ面で安心できる」という意見も見られます。
不満点・改善要望|UIやBox Driveに課題感も
一方で、「もう少しこうしてほしい」という声も確かにあります。
❌「検索機能がやや弱い。目的のファイルを見つけるのに手間取る」
❌「ログイン時の動作がやや重い印象」
❌「Box Driveがローカルと比べて直感的じゃない」
❌「ITに不慣れな社員には最初の使い方を教える必要がある」
とくに、Box DriveのUI(ユーザーインターフェース)や、ファイル検索の精度については継続的に改善を求める声が挙がっています。
とはいえ、「導入初期に慣れてしまえば全く問題ない」「社内マニュアルを整備すれば定着する」という実務者目線のアドバイスもあり、慣れとサポート体制がカギと言えるでしょう。
総合評価|導入メリットが不満を大きく上回る
結論として、大容量ファイルを安全に管理・共有したい企業やチームにとっては、Boxは非常に高評価を得ています。
セキュリティ+容量+チーム管理の三拍子が揃っているクラウドストレージは、実はほとんどありません。
細かいUI面での改善要望はあるものの、「データを安全に守れる安心感」「組織の情報統制がしやすくなる」という導入メリットの大きさから、総合的な満足度は非常に高いというのが実情です。
Boxのメリット|なぜ多くの企業が選ぶのか?
Boxが多くの組織に導入されているのは、単なるストレージ機能にとどまらない“総合的な業務支援力”があるからです。以下に、その代表的な強みを紹介します。
セキュリティが圧倒的に強い
官公庁・医療機関も採用する堅牢性
ISO/IEC 27001認証をはじめ、グローバル基準のセキュリティ対応を完備。ファイル共有時のアクセス制御やパスワード保護、監査ログの取得まで標準装備されています。文部科学省や埼玉医科大学でも導入されており、その信頼性は折り紙付きです。
大容量ファイルも余裕で扱える
150GBまでのアップロードに対応
一般的なクラウドでは難しい超大容量ファイルも、Boxなら問題なし。4K動画、設計図、プロダクト写真など、重いデータを日常的に扱う業種には大きなメリットとなります。
容量無制限プランでストレスゼロ
Business Plus以上の法人プランでは、ストレージは事実上の無制限。容量不足に悩まされることはありません。
バージョン管理&自動保存で安心
編集ミスや上書きを防げる仕組み
ファイルを更新するたびに自動でバージョン履歴が保存されるため、万が一のときも過去の状態にすぐ戻せます。複数人で作業するチームでは特に重宝される機能です。
ビジネス連携・業務効率化機能が充実
Boxは「ただのクラウド」ではない
電子署名(Box Sign)やワークフロー自動化(Box Relay)、さらにはノーコード業務アプリ構築ツール(Box Canvas)など、業務そのものを変革できる機能が揃っています。
Microsoft 365 / Slackとの高い親和性
すでに他の業務ツールを導入している企業でも、Boxはスムーズに統合可能。既存環境にそのまま組み込める柔軟性も魅力です。
Boxのデメリット|導入前に注意すべきポイント
高性能なBoxにも、導入前に押さえておきたい注意点はあります。失敗を避けるためにも、ここでしっかり確認しておきましょう。
機能が多く、初心者にはとっつきにくい
⚠ ITに不慣れなユーザーには学習コストあり
細かい権限設定や連携機能など、メリットである多機能性が、逆に「難しそう」と感じられることもあります。はじめて導入する場合は、簡単な研修や社内マニュアルを用意しておくと安心です。
無料プランの容量が少ない
無料では10GBまでしか使えない
他社サービスに比べて、無料プランの容量は控えめ。本格的に活用したい場合は、最初から有料プランを検討する必要があります。
外部共有の際に手間がかかることも
相手がBoxアカウントを持っていないと共有しにくい
共有リンクでのやり取りも可能ですが、より厳格な管理をする場合は、相手側にもアカウント作成を求めるケースがあります。外部パートナーとのやり取りが多い場合は、その点を考慮して運用ルールを整えておきましょう。
日本語サポートは代理店契約が安心
公式経由のサポートは基本的に英語
Box公式サイトから直接契約すると、問い合わせ窓口が英語対応になることが多いです。日本語サポートや導入支援を求める場合は、国内の販売代理店経由での契約がベターです。
国内導入事例|日本の企業や組織で進む「Box」活用のリアル
Boxは日本国内でも、官公庁から病院、製造業、流通業界まで幅広く導入されています。「セキュアで、容量無制限で、チームで使いやすい」この3拍子が、多くの現場で支持されている理由です。
以下では、業界ごとの具体的な導入事例をご紹介します。
事例1.官公庁・教育機関|クラウド基盤として全省導入も
たとえば文部科学省では、行政システムのクラウド化にあたり、全国規模でBoxを導入。
職員がどこからでも安全にファイルへアクセスできる仕組みを構築しました。公文書の共有、資料のクラウド保管など、ペーパーレス&テレワーク推進にBoxが活用されています。
他にも、首都大学(東京都立大学)や全国の国立大学法人で、教育資料の共有基盤として採用されるケースも増加中です。
事例2.医療・ヘルスケア|機密性の高い患者情報を安全に管理
医療現場でもBoxは重宝されています。
埼玉医科大学国際医療センターでは、JCI認証(国際的な医療品質基準)に対応した文書管理をBoxで構築。
患者情報を含む文書の整理・共有を効率化し、さらにBox上で患者向け情報ポータルも開発中とのこと。
医療機関では「部門を越えた連携」が必要になるため、権限を細かく設定できるBoxの強みが活きています。
事例3.製造業・重工業|紙の棚卸しをゼロにしたペーパーレス改革
精密部品メーカーのTPR株式会社では、社内の紙業務を一掃するためにBoxを導入。
社内のデータ共有だけでなく、Box Relay(ワークフロー自動化)やBox Sign(電子署名)もフル活用し、なんと1,500枚分の棚卸し用紙をゼロにしました。
設計図や品質管理記録などのCADデータもBoxで一元管理。外注先や協力会社とのやりとりもスムーズになったといいます。
流通・小売|店舗・本社・パートナー企業との連携に
商業施設の再開発などを手がけるパルコでは、渋谷PARCOの再開発プロジェクトでBoxを導入。
店舗・本社・外部パートナー間の大容量データ共有や議事録の共同編集など、日常業務のクラウド化をBoxで実現しました。
スマホやiPadからもすぐにアクセスできるため、現場対応もスピーディー。
また、Box Notesを活用してライブ配信プロジェクトの進行管理にも利用されています。
事例4.IT・クリエイティブ業界|プロジェクト進行を効率化
IT企業やゲーム会社、広告代理店などのクリエイティブ業界でもBoxの導入が進んでいます。
プロジェクト単位でフォルダを作成し、社内外のメンバーとファイルを共有。編集権限やバージョン管理も細かく設定できるため、複数人が関わる案件でも情報が散らかりません。
また、Microsoft 365やSlackとの連携も豊富なので、既存の業務環境と組み合わせて使えるのも大きな魅力です。
まとめ|“仕事に使えるクラウド”を探しているなら、Boxが正解
ここまで、Boxの特徴・料金プラン・他社との比較・評判・導入事例まで詳しく見てきました。
結論として、Boxは「安心してビジネスに使えるクラウドストレージ」を探している方にとって、非常に優れた選択肢です。
セキュリティの強さ、容量の大きさ、そして業務を加速させる機能群——。
Google DriveやDropboxでは物足りないと感じていた方も、Boxなら“本当に使える”と実感できるはずです。
特にこんな方におすすめです:
- 社外との安全なファイル共有を求めている中小企業
- 大容量データを扱う映像制作・設計・製造業のチーム
- 情報漏洩対策を徹底したい企業のIT担当者
- テレワーク環境を強化したい人事・広報部門
- DropboxやGoogle Driveでは物足りなくなったと感じている方
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