私が実際にフリーランスとして直面した10の困難とその克服法

ウェルネス!ウェルネス・フィットネス特化の動画/Webマーケティング会社OurTimeを経営している代表の伊藤です。

フリーランスとしてのキャリアは魅力的ですが、その裏には多くの挑戦があります。

私自身もさまざまな困難を経験し、それを克服してきました。

今回は、私が直面した10の困難と、それを乗り越えるための具体的な対策を詳しくお話しします。
(まだ戦っていたりもするのですが・・・!)

目次

1. 孤独感との戦い

はじめに断っておきますが、私はどちらかというと一人に強い方です。

ただ、それでも孤独感に悩まされることがあります。

フリーランスとして働くことは自由で魅力的ですが、一方で孤独感と戦うことも避けられません。

オフィスでの同僚との交流がなく、一人で仕事を進める中で孤独を感じることがあります。

この孤独感はモチベーションの低下やストレスの原因になることも。

しかし、この困難を克服するための方法も存在します。

私が実際に直面した孤独感との戦いについて、そしてそれを乗り越えるために実践してきた具体的な対策をご紹介します。

孤独の3つの原因

フリーランスは基本的に一人で仕事をすることが多く、孤独を感じやすいです。オフィスの同僚がいないため、誰かと雑談したり、悩みを共有する機会が少ないです。

1.コミュニティがない

フリーランスは特定の職場に属していないため、同僚との日常的なコミュニケーションがなく、仕事上の悩みや成功を共有する仲間がいないことが多いです。

2.働く環境に制約がある

自宅やカフェなどで一人で仕事をすることが多く、周囲に仕事仲間がいない状況が続きます。このような環境では、相談やアイデア交換が難しくなり、孤独感が強まります。

3.ネットワーキングが難しい

フリーランスは自分で仕事を探し、クライアントとの関係を築く必要がありますが、対面でのネットワーキングの機会が少ないため、仕事に関する情報や支援を得ることが難しくなります。

孤独感の克服法

フリーランスとして働く中で感じる孤独感を克服するためには、以下のような方法があります。私自身もこれらの方法を試し、孤独感を和らげることができました。

孤独を受け入れる心構え

まず、人は基本的に一人であることを自覚し、孤独を受け入れることが大切です。この考えを持つことで、孤独感に対する抵抗力が強まり、独りでいることへの不安が軽減されます。私もこの心構えを持つことで、孤独感と向き合いました。

ペットを飼う

ペットを飼うことは、孤独感を和らげるのに非常に効果的です。特に猫は飼いやすく、癒しの存在となります。私も猫を飼い始め、日々の生活に癒しを与えてもらい、孤独感を軽減することができました。

パートナーと生活する

パートナーと共に生活することで、日常的にコミュニケーションを取ることができ、孤独感が解消されます。私も結婚し、精神的な支えを得ることで、孤独感を感じることが少なくなりました。

仕事に打ち込む

仕事に集中することで、孤独感を感じる暇がなくなります。新しいスキルを習得したり、プロジェクトに没頭することで、自分の成長を実感し、充実感を得ることができます。私も仕事に打ち込み、孤独感を忘れるほどの充実感を得ました。

スポーツや趣味でストレスを発散する

スポーツや趣味を通じて、孤独のストレスを発散することも効果的です。運動は体だけでなく心にも良い影響を与え、趣味の活動は新しい人との出会いや交流の機会を増やしてくれます。私もスポーツや趣味を通じてストレスを発散し、新しい仲間を見つけることができました。

2. リモートワークの難しさ

私もかれこれ4年間は自宅で仕事をしています。

リモートワークには多くのメリットがありますが、同時にいくつかの課題も存在します。

まず、家で仕事をすることで、仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすくなります。

これは、仕事の時間とリラックスする時間をうまく区別することが難しいため、集中力の低下やストレスの増加につながることがあります。

また、対面でのコミュニケーションが減ることで、チームメンバーとの連携が難しくなることもあります。

これらの課題を克服するためには、自己管理能力やコミュニケーションスキルの向上が求められます。

リモートワークの課題

リモートワークには多くのメリットがありますが、課題も存在します。その一つが「仕事とプライベートの境界が曖昧になる」ことです。

自宅で仕事をすると、仕事の時間とプライベートの時間が混ざりやすく、どちらにも集中しづらくなることがあります。

例えば、リビングで仕事をすると、家族との会話や家事に気を取られがちです。

また、オフィスとは異なり、同僚との直接のやり取りが減るため、孤独感を感じることもあります。

このような環境では集中力が低下し、生産性が落ちることがあります。

あと・・・リモートワークには健康問題も伴います。

自宅で長時間働くことで、運動不足や姿勢の悪化が起こりやすくなります。これらは体調不良や慢性的な痛みの原因となり得ます。

例えば、自宅の椅子や机がオフィスのものほど適切でない場合、背中や肩、首に負担がかかりやすくなります。

また、通勤がないため、日常的な運動量が減少し、体重増加や筋力低下のリスクも高まります。

リモートワークの克服法

リモートワークを効果的に行うためには、いくつかの工夫が必要です。僕が実践している克服法を3つ紹介します。

①いい椅子とデバイスには徹底投資

長時間作業する場合、快適な椅子と高性能なデバイスは必須です。例えば、エルゴヒューマンのオフィスチェアを使うと、腰や背中への負担が軽減されます。また、高速なパソコンや大きなモニターを揃えることで、作業効率も向上します。これにより、健康を維持しつつ集中力を高めることができます。

②コワーキングスペースの利用

自宅での作業に飽きたら、コワーキングスペースを利用するのも一つの手です。例えば、WeWorkのようなコワーキングスペースでは、快適な環境と設備が整っており、他のリモートワーカーとも交流ができます。新しい場所での作業は気分転換になり、集中力もアップします。

③外での作業

リモートワーク中は外に出て作業することもおすすめです。

僕はよく近くのカフェや公園に行って仕事をします。

自然の中での作業やカフェの静かな雰囲気は、リフレッシュ効果があり、創造力も刺激されます。外での作業は、日光を浴びることで健康にも良い影響を与えます。

3. 成長の停滞感

成長ができていないと感じる理由

フリーランスとして働くと、時には自分のスキルが停滞していると感じることがあります。

特に、同じタイプの仕事を繰り返していると、新しい挑戦や学びが少なく、成長を実感しにくいのです。しかし、これは自然なことであり、誰にでも起こりうることです。

自分の成長を感じるためには、新しいスキルの習得や異なるプロジェクトに挑戦することが大切です。

また、自分の進歩を記録し、定期的に見返すことで、成長を確認しやすくなります。

成長ができていないと感じる理由

成長ができていないと感じる理由として、フリーランスとして働いている場合、同じような仕事ばかりしていることが挙げられます。

例えば、デザインの仕事を毎回同じクライアントから受けていると、似たような要件やスタイルに縛られ、新しいスキルや技術を学ぶ機会が少なくなります。

その結果、成長が停滞しているように感じることがあります。

成長ができていない|克服法

成長を感じられないときの克服法として、新しいスキルを学び続けることが重要です。以下の3つの方法を取り入れてみましょう。

1. 継続的な学習

定期的にオンラインコースに参加し、新しい技術やマーケティング手法を学びましょう。例えば、UdemyやCourseraなどのプラットフォームで最新のスキルを学ぶことができます。私はこれを実践し、最新のデザインソフトやSEO対策について学び続けています。

2. 新たな分野への挑戦

異なる分野に挑戦してみることも大切です。例えば、普段はウェブデザインをしているなら、アプリ開発やイラスト制作に挑戦してみると良いでしょう。これにより、スキルの幅が広がり、新たな視点から仕事に取り組むことができます。

3. 休息を取る

仕事から離れて休息を取ることも必要です。休息することでリフレッシュでき、新たなアイデアや意欲が湧いてきます。例えば、日本企業のユニクロは、社員に有給休暇を奨励し、リフレッシュする時間を大切にしています。フリーランスも同様に、定期的な休息を取ることで、心身のリフレッシュが図れます。

4. 案外稼げちゃってやる気が低下する

モチベーションが低下する理由

目標を達成して収入が安定すると、モチベーションが低下することがあります。特に、目標を持たずに働いていると、次のステップが見えなくなります。

克服法

新しい目標を設定する

新しい目標を設定し、それに向かって努力することが大切です。私は新しい事業やプロジェクトに挑戦することで、常に新しい目標を持ち続けています。また、達成感を得るために、小さな目標を設定することも効果的です。

5. 暇すぎて余計なことを考える

暇な時間が多いと感じる理由

仕事が少ないと、余計なことを考えてしまい、不安やストレスが増えることがあります。

克服法

暇な時間を有効に使う

暇な時間を有効に使うために、新しいプロジェクトに取り組むか、自己啓発に時間を費やすことが重要です。私は読書や新しいスキルの習得に時間を使い、自己成長を図っています。

6. 社会での立ち位置がよくわからなくなる

フリーランスとして働いていると、社会的な立ち位置が不明確になることがあります。

特に会社に属していないため、社会的な繋がりが薄れ、孤独を感じることがあります。

これは「社会的な繋がりの喪失」とも言えます。

例えば、大手企業に勤める場合、同僚や上司との日常的なコミュニケーションを通じて自分の役割や存在意義を確認することができます。

しかし、フリーランスはプロジェクトごとに異なるクライアントやチームと関わるため、一貫した人間関係が築きにくく、自己の立ち位置が不安定になりがちです。

社会的な繋がりの喪失

フリーランスとして働いていると、社会の中での自分の立ち位置がわからなくなることがあります。

特に、会社に属していないため、社会的な繋がりを感じにくいことがあります。

克服法

業界のイベントに参加する

業界のイベントやセミナーに参加し、ネットワーキングを行うことで、自分の立ち位置を確認することができます。私は定期的にマーケティング関連のイベントに参加し、他のプロフェッショナルと交流しています。

7. 他者との比較、SNS

SNSのプレッシャー

SNSを使っていると、他のフリーランサーの成功や華やかな生活を目にすることがあります。これにより、自分と比較してしまい、焦りや劣等感を感じることがあります。

この現象は「SNSのプレッシャー」として知られています。

例えば、InstagramやTwitterで他のフリーランサーが新しいプロジェクトの成功をシェアしているのを見て、自分は何も達成していないように感じることがあります。

これが続くと、自己評価が下がり、モチベーションを失うことがあります。

克服法

自分のペースで進む

他者との比較を避け、自分のペースで進むことが大切です。SNSは情報収集のツールとして活用し、他者の成功を自分のモチベーションに変えることを心掛けています。また、SNSの利用時間を制限することで、過度な比較を防ぐことができます。

8. 競合にビジネスを奪われる

ビジネスの世界では、特に資本力のある競合にビジネスを奪われることがよくあります。

例えば、YouTube運営代行のような分野では、大手企業との競争が非常に厳しいです。

大手企業は豊富な資金やリソースを持っており、小規模なビジネスが太刀打ちするのは難しいことが多いです。

実際に、私自身も自分で思いつき始めたサービスが秒速で市場に追いつかれた経験があります。

大手企業は豊富な資金やリソースを持っており、小規模なビジネスが太刀打ちするのは難しいことが多いです。

このような厳しい競争環境の中で生き残るためには、独自の強みを見つけ出し、差別化を図ることが重要です。

克服法

1.独自の強みを見つける

自分ならではの強みを見つけ、それを活かしたサービスを提供することが大切です。弊社はウェルネス・フィットネスに特化したマーケティングサービスを展開することで、競合との差別化を図っています。

2.クライアントとの信頼関係を築く

クライアントとの信頼関係を強化し、リピート依頼を増やすことも重要です。質の高いサービスを提供し、顧客満足度を高めることで、長期的なパートナーシップを築くことができます。

3.最新の市場トレンドに敏感になる

市場の変化や新しいトレンドに常に目を向けることも重要です。競合が追いつく前に、新しいアイデアや技術を取り入れ、常に一歩先を行くことで、競争優位性を保つことができます。

9. 組織化の難しさ

組織化の課題

フリーランスから一人で始めたビジネスを拡大し、組織化することは容易ではありません。スタッフの採用や管理、新しいプロセスの導入が必要です。

克服法

これらの課題を克服するためには、戦略的かつ計画的なアプローチが不可欠です。以下に、具体的な克服法を紹介します。

①組織化を諦める

フリーランスとしての柔軟な働き方や個人プレイを重視し、組織化を諦める選択も一つの方法です。

全てを自分でコントロールし、必要な時に必要なスキルを持つフリーランサーをプロジェクトごとに雇うことで、組織化による煩雑な管理業務を回避できます。

これにより、自分の得意分野に集中し、効率よく仕事を進めることが可能になります。

例えば、プロジェクトごとにチームを編成し、必要なスキルセットを持つフリーランサーを集めることで、柔軟かつ効率的に業務を遂行できます。

このアプローチでは、フリーランスのネットワークを広げ、多様なプロジェクトに対応できる体制を整えることが重要です。

10. モチベーション維持の難しさ

リモートワークには多くのメリットがありますが、同時にいくつかの課題も存在します。

まず、家で仕事をすることで、仕事とプライベートの境界が曖昧になりやすくなります。

これは、仕事の時間とリラックスする時間をうまく区別することが難しいため、集中力の低下やストレスの増加につながることがあります。

また、対面でのコミュニケーションが減ることで、チームメンバーとの連携が難しくなることもあります。

これらの課題を克服するためには、自己管理能力やコミュニケーションスキルの向上が求められます。

モチベーションが低下する理由

仕事をしていると、時にはやる気が下がってしまうことがあります。特に、以下のような場合にモチベーションが低下しやすいです。

単調な作業の繰り返し

同じクライアントから同じような依頼が続くと、新鮮さが失われ、やる気が低下します。例えば、毎月同じ内容のレポートを作成する仕事などです。

達成感の欠如

自分の努力が具体的な成果として見えにくいと、やる気が下がります。例えば、長期間にわたるプロジェクトで成果がすぐには現れない場合です。

過度のストレスやプレッシャー

納期が厳しかったり、クライアントからの期待が高すぎると、ストレスが溜まりやすくなります。例えば、短期間で大量のタスクをこなす必要がある時などです。

克服法

変化を取り入れる

仕事に変化を取り入れることで、モチベーションを維持することができます。私は新しいプロジェクトに挑戦したり、仕事のやり方を工夫することで、常に新鮮な気持ちで取り組んでいます。

リフレッシュの時間を作る

定期的にリフレッシュの時間を作り、仕事から離れることも重要です。これにより、心身ともにリフレッシュし、新たな気持ちで仕事に取り組むことができます。

まとめ

フリーランスとして働く上で、孤独や成長の停滞、モチベーションの低下など、さまざまな困難に直面しました。しかし、これらの問題に対して適切な対策を講じることで、乗り越えることができました。

というかいまもまさに問題に直面しては対策をしています。

皆さんも同じような困難に直面するかもしれませんが、適切な対策を講じることで、フリーランスとしての成功を目指してください。

最初は難しいかもしれませんが、一歩ずつ着実に進めば、必ず道は開けます。

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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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