「セーフティゾーン」で動画はプロクオリティに!テロップ位置は超重要。

「動画制作で、テロップを配置する位置がわからない…」
「プロのようなクオリティに仕上げたいけど、どうすればいいの?」

そう思う方もいるのではないでしょうか。

実は、テロップの位置を正しく配置するだけで、動画のクオリティが大きく向上し、プロがつくる動画の仕上がりに近づけることができます。

今記事では、セーフティゾーンの重要性と、動画制作における適切なテロップの配置方法について詳しくご紹介していきます。

目次

セーフティゾーン(セーフティエリア)って何?

セーフゾーンとは、動画編集でテキストや重要な情報を適切に配置するためのエリアのことです。

具体的には、画面全体の約95%以内の範囲を指し、このエリアに字幕やタイトルなどを配置することで、視聴者にとって見やすくなります。

端的にセーフゾーンの効果としては

セーフゾーンの効果

・動画の質を上げることができる
・異なるデバイスでも表示される

ことです。

セーフゾーンを守ることで、どんなデバイスでも文字が切れることなく、情報がしっかり伝わります。

このセーフゾーンをしっかりと守ると視聴者がストレスなく動画を楽しめるようになるので、テロップや重要な要素は必ずセーフゾーン内に配置するようにしましょう。

テロップを打つときに注意するポイント

テロップを打つときに注意するポイントについて説明しますね。

まず、テロップとは、テレビや動画に表示される文字情報のことです。

テロップをきれいに見せるためには、いくつかの重要なポイントがあります。

注意したいポイント

・フォントの種類/太さ/サイズ
・色
・グラデーション
・文字間
・適切なエッジ
・位置

「デザインが難しいと感じる方も多いかもしれませんが、テロップで一つだけ意識するだけで大きく変わるポイントがあります。

特に注意したい点・・・それは『テロップの位置』です。

テロップの見え方は、視聴する端末によって少しずつ変わります。

そのため、どんなデバイスでも文字がしっかり見えるように、テロップを配置する位置を工夫することが大切です。

具体的には、テロップは画面の端に近すぎないように、中央寄りに配置する『セーフティゾーン』を意識するのです。

この基本さえ守れば、デザインのセンスに自信がなくても、見やすいテロップを作ることができます。

セーフゾーンを守るメリット

セーフゾーンを意識して動画編集を行うことで、視覚的なバランスが整い、動画全体が視聴者にとってより見やすくなります。(かなり変わります。)

視覚的にバランスの取れた動画は、情報が自然に伝わりやすくなります。

字幕や重要なメッセージを確実に伝えることができ、視聴者に対してしっかりと動画の内容を届けましょう。

注意点 その①:「セーフティゾーン」はデバイスによって異なる

テロップの見え方は、動画が再生されるデバイスによって変わります。

YouTubeをPCモニターで見る場合は問題なくても、テレビにキャストするとセーフティゾーンが影響することがあります。

各テレビ局はセーフティゾーンを統一しているため安心ですが、個人で作成する動画では、最終的に視聴されるデバイスを考慮して、自分でセーフティゾーンを設定することが重要です。

注意点 その②:画面に表示されていれば見やすいとは限らない

テロップが画面に表示されているだけでは、必ずしも見やすいとは限りません。

スマホやウェブサイト、本やポスターなど、どんなデザインでも、文字やアイコンが端から少し余白を持たせて配置されています。

これは「見やすさ」を確保するためです。

端に寄り過ぎた文字は見にくく、画面の四隅に散らばったテロップは目の移動が多くなり、視聴者が疲れやすくなります。

しかし、内側にテロップを置きすぎると、大事な映像を隠してしまうリスクがあり、素人っぽく見えることもあります。

このバランスを取るためにも、セーフティゾーンの考慮が必要です。

注意点 その③:セーフティゾーンを過信しない

セーフティゾーンは便利なガイドラインですが、万能ではありません。

視聴環境によっては、ゾーン内に配置した文字でも見えにくい場合があります。

例えば、極端に小さいデバイスや視野角が狭いモニターでは、セーフティゾーン内のテロップでも見にくくなることがあります。

さらに、色やフォントの選び方次第で、セーフティゾーンに入れていても読みにくい場合があるので、全体のデザインや色使いにも気を配ることが大切です。

セーフゾーンの使い方

セーフティゾーンは、単に「文字が切れないようにするためのガイドライン」ではありません。

実際にセーフティゾーン内にテロップを配置することで、画面全体がバランスよく、美しく見える効果があります。

テロップの配置は、基本的にはセーフティゾーンのぎりぎりに置くのがポイントです。

これにより、テロップが内側過ぎず、また外側過ぎず、ちょうどよい位置に収まります。

場合によっては、テロップを画面のど真ん中に配置したり、映像の余白部分に置いたりすることもありますが、セーフティゾーンに沿った配置が基本です。

このように、デザインが難しいと感じる方でも、セーフティゾーンを意識するだけでバランスのとれたテロップ配置ができるようになります。

セーフティは3パターン抑えよう。90%、93%、95%セーフゾーンの使い分け

セーフゾーンの使い分けは非常に重要です。

セーフティゾーンは、画面内で文字が切れないようにするためのガイドラインですが、重要なのはそれだけではありません。

サイズも重要です。さて、

90%セーフゾーン:小型デバイスで集中を高める配置

90%セーフゾーンは、テキストや重要な要素を画面の中心に配置する設定で、視聴者の集中力を高めることができます。

この設定は、スマートフォンや小型のタブレットなど、画面が小さいデバイスに特に適しています。

ただ、画によっては動画の内容を隠してしまうとも言えます。

小さい画面では、画面の端に配置された要素が見づらくなることがあるため、中心に寄せることで視聴者が重要な情報を見逃さずに済みます。

ニュース速報や重要な発表を伝えるときに有効です。

93%セーフゾーン:標準的な配置で幅広いデバイスに対応【おすすめ】

93%セーフゾーンは、テキストや重要な情報を画面の中央付近に配置しつつ、少し余裕を持たせた標準的な設定です。

この設定は、デスクトップパソコンや大型のタブレットなど、比較的広い画面を持つデバイスでバランス良く見えるように設計されています。

さまざまなプラットフォームやデバイスで使用でき、一般的な動画やプレゼンテーションに最適です。

いちばんおすすめのセーフゾーンですね。

95%セーフゾーン:視覚的インパクトを強める大画面向け配置

95%セーフゾーンは、テキストや重要な要素を画面の端に近づけることで、視覚的なインパクトを強調する設定です。

この配置は、テレビや大画面モニターのように視認性が高く、視聴者が映像全体に没入できるデバイスに適しています。

ドラマチックなシーンや視覚効果を強調したい場面で効果を発揮し、視聴者に強い印象を残すことができます。

これも結構おすすめです。

まとめ

今回は、セーフゾーンの重要性について学びました。

セーフゾーンを意識することで、視聴者にとって快適で見やすい動画を作成することができます。

90%、93%、95%セーフゾーンの使い分けや、冒頭3秒間の配置における注意点をしっかり理解し、これらのポイントを押さえた動画編集を行うことで、あなたの動画はさらに魅力的で視聴者に届きやすいものになるでしょう。

今回の知識をぜひ活用してみてください!

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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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