広告の最適な秒数とポイントについては?これを意識すると勝てる広告が作れる。

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「動画広告って本当に効果があるの?」
「動画広告の最適な秒数ってどのくらい?」そう思う方も多いのではないでしょうか。

最適な秒数を意識することで、より高いエンゲージメントを得ることができます。

今記事では、動画広告の効果、視聴者に響く最適な秒数、そして具体的な作成・運用のポイントについて論文ベースのエビデンスを元にご紹介していきたいと思います。

目次

15秒以内の広告の特徴

15秒以内の短い動画広告は、視聴者の注目を瞬時に引きつける効果があります。

特に、InstagramやTikTokなどのSNSプラットフォームでは、短い動画が好まれる傾向にあります。

次に15秒以内の広告の特徴についてご説明いたします。

記憶に残りやすい

15秒の広告は30秒の広告よりも記憶に残りやすく、ブランド認知にも効果的です。
特に情報提供型のメッセージを含む広告は、30秒広告と同等の効果があります。(Singh & Cole, 1993)

視聴完了率が高くなる

15秒の広告は視聴完了率が高く、視聴者が最後まで見られる確率が高くなります。(Krishnan & Sitaraman, 2013)

音楽とストーリーが効果的に働く

音楽の種類やストーリー性がブランドの印象に大きく影響します。
ポジティブな音楽や事実ベースのストーリーはブランド評価を高めます (Muehling & Bozman, 1990)

このように15秒以内の広告は、効果的に設計すれば視聴者の注意を引き、記憶に残ることが確認されています。

15秒の広告の勝ちパターン

  • 冒頭でインパクトを与える:最初の1.7秒が重要です。この時間内に視聴者の興味を引く工夫をしましょう。
  • メッセージを簡潔に:短い動画なので、伝えたいメッセージをシンプルに絞り込むことが大切です。
  • 字幕の活用:音声なしでも理解できるように、字幕を入れると効果的です。

30秒の広告の効果とは

30秒の動画広告は、もう少し詳細な情報を伝えるのに適しています。

商品やサービスの特徴を簡潔に説明しつつ、視聴者の興味を引きつけることができます。

さらに詳しくご説明します。

覚えてもらいやすい

30秒の広告は、6秒や15秒の短い広告に比べて、視聴者の記憶に残りやすくなります。
ただし、60秒の長い広告ほどの効果はありません。 (Varan et al., 2020)

好感を持たれやすく印象が良くなる

30秒の広告は、特に感情に訴える内容の場合、視聴者に好感を持たれやすく、ブランドの印象も良くなります (Singh & Cole, 1993)

脳の活動を引き出す

30秒のテレビ広告が視聴者の脳の活動を引き出し、広告の効果を高めることが確認されています。

この研究では、生体計測や脳波測定などの方法を使用しています (Venkatraman et al., 2015)

このように、30秒の広告は視聴者の記憶やブランドの好感度に対して有効な長さであるとされています。

30秒の広告の勝ちパターン

  • ストーリー性を持たせる:短い物語を作り、視聴者を引き込む工夫をしましょう。
  • ビジュアルエフェクトの活用:視覚的な効果を駆使して、動画を魅力的に見せましょう。
  • 行動を促す:視聴者に次のアクション(例えば、ウェブサイトの訪問や購入)を促すメッセージを含めましょう。

60秒の広告の効果

60秒の動画広告は、よりこまやかな情報を提供するのに適しています。

視聴者に対して商品の使用方法やメリットをしっかり伝えることができます。

さらに60秒の動画広告の特徴をご説明します。

記憶に残りやすく好感度が上がりやすい

60秒の広告は、短い広告よりもブランドの記憶やメッセージの覚えやすさが高いです。

長い時間を使って視聴者とつながりやすいためです (Varan et al., 2020)。 

ブランド名を覚えてもらいやすい

60秒のコマーシャルは、30秒や15秒の広告と比べて、ブランドの名前を覚えてもらいやすく、メッセージも覚えやすいことが研究で示されています (Allan, 2007)

視聴者の記憶に残りやすい

広告の長さが長いほど、視聴者の記憶に残りやすいという理論があります。

実際に、30秒広告と60秒広告を比較した研究では、60秒広告の方がブランドの名前を覚えてもらいやすいことがわかっています (Varan et al., 2020)

購買意欲を高めてくれる

60秒以上の長い広告は、内容が面白かったり情報が豊富だったりすると、消費者の興味を引きやすく、購買意欲を高める効果があります。

しかし、必ずしもすぐに商品を買おうという気持ちになるわけではないことも研究では示されています (Trivedi, 2017)

まとめ

60秒の広告は、ブランドの名前やメッセージを覚えてもらいやすい点で、短い広告よりも効果的です。

しかし、広告の内容が面白かったり、情報が豊富だったりする場合に限り、消費者の興味を引く効果が期待できます。

60秒の広告は、ブランドの記憶やメッセージの覚えやすさを高めるのに効果的で、特に複雑なメッセージを伝えるのに適しています。

60秒の広告の勝ちパターン

  • 詳細な説明:商品の特徴や使い方を具体的に説明することで、視聴者に理解を深めてもらいましょう。
  • 証言やレビューを取り入れる:実際の利用者の声を紹介することで、信頼性を高めます。
  • ビジュアルとテキストのバランス:映像だけでなく、テキストも効果的に使って情報を伝えましょう。

60秒以上の長さの広告の効果

60秒以上の動画広告は、深いストーリーや詳細な製品説明を提供するのに向いています。

YouTubeなどのプラットフォームでは、長めの動画でも視聴されることが多いため、商品のバックグラウンドや開発ストーリーを伝えるのに適しています。

ポイント

  • ストーリー性を強化:視聴者を引き込む物語を作り、最後まで見てもらう工夫をしましょう。
  • 視聴者との共感を生む:視聴者が共感できるような内容を盛り込み、感情に訴えかけます。

まとめ

動画広告は、視聴者の注目を引きつけるための強力なツールです。

各秒数ごとの効果を理解し、それぞれのポイントを押さえて効果的な動画広告を作成することが重要です。

特にYouTube、Instagram、TikTokといった主要なプラットフォームごとの特性を活かした動画制作が求められます。

OurTimeでは、これらのノウハウを活かしてクライアントのSNSアカウントの成長をサポートしています。

動画広告の制作や運営について詳しく知りたい方は、ぜひOurTimeにご相談ください!

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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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