動画保存のストレージおすすめ|大容量&高画質でも安心なクラウド保存先5選

スマホで撮った思い出の動画、GoProで撮影した旅行映像、あるいはYouTube用の素材——
気がつくと動画ファイルが容量を圧迫してストレージがパンパン…という経験、ありませんか?

とくに動画は写真の10倍以上の容量を使うため、「気軽に保存できる場所がほしい」と思うのは当然の悩み。

そこで今回は、そんな動画ファイルを安全・快適・たっぷり保存できるクラウドストレージを5つ厳選してご紹介します。

無料で始められるものから、買い切り型のストレージまで。
「動画ストレージって結局どれがいいの?」という迷いをこの記事でスッキリ解決します。

目次

動画ストレージを選ぶポイント|「容量が多い」だけでは不十分

動画をクラウドに保存したいと考えたとき、まず気になるのは「容量」でしょう。
しかし、実際に使っていく上では快適さ・機能・安全性のバランスが非常に重要です。

以下の4つの視点を基準に、後悔のないサービスを選びましょう。


1. 容量と価格のバランス

動画は1本あたり数百MB〜数GB。無料クラウドではすぐに上限に達します。
「今は無料で十分」と思っていても、後から買い足すくらいなら、最初から買い切り型や1TB以上のプランで長く使えるものを選んだ方が結果的にお得です。

Chief Editor

「無料枠なんて“お試し”に過ぎん。どうせ動画は増える。だったら最初から“足りる前提”で構えとけ。」


2. 動画再生対応(プレビュー機能)

保存して終わりではなく、「すぐに確認できるか」が大切です。
クラウド上で直接動画を再生できる機能があれば、素材確認も共有もスムーズ。
編集作業やクライアント共有が多い人ほど、この機能の有無がストレスに直結します。

Gorick

「再生できないクラウドは、ただの“倉庫”です。
動画を“使う”人こそ、プレビュー機能のあるサービスを選ぶべきだと思います。」


3. 自動バックアップと同期機能

撮った動画をいちいちアップロードするのは手間ですし、忘れることもあります。
スマホやPCから自動でバックアップできる機能があるだけで、日常の運用が格段にラクになります。

Chief Editor

「“手動でアップロード”なんてやってたら、一生整理できねぇぞ。
“勝手に上がる”仕組みを選ぶ。それが継続のコツだ。」


4. セキュリティとサポート対応

大切な動画を預けるなら、セキュリティは軽視できません。
エンドツーエンド暗号化や2段階認証はもちろん、日本語でのサポート体制が整っているかもチェックポイントです。

Gorick

「クラウドに預けるということは、信用を“預ける”ということでもあります。
守られる体制があるサービスほど、安心して長く使えますね。」

Box|法人・チーム利用に強い、高セキュリティクラウド

BOX
項目内容
容量100GB〜無制限プランあり(法人向け)
動画再生ブラウザ上でプレビュー可(mp4対応)
自動バックアップPCアプリで同期・保存可
対応機器・互換性Windows / macOS / iOS / Android
特徴チーム管理・フォルダ共有・権限設定が柔軟
価格帯個人プラン:月額1,430円〜、法人は要相談
こんな人におすすめビジネス用途/チーム共有が多い人/セキュリティ重視派

Boxは、もともと企業向けのクラウドストレージとして発展してきたサービスで、セキュリティ対策と権限管理の柔軟性に優れています
個人でも使えますが、特に効果を発揮するのは「チームでの動画管理」や「取引先との安全なファイル共有」です。

ブラウザ上での動画プレビューにも対応しており、共有URLを発行して映像をそのまま見せることができるのも大きな利点です。
さらに、Box Driveというアプリを導入すれば、PCのフォルダとクラウドを自動で同期させることも可能。

Chief Editor

「“仕事で使う”ってのは、個人の感覚でクラウド選んじゃダメだ。
チームで扱うなら、Boxみたいに“管理できる仕組み”が整ってるやつを使え。」

Gorick

「ビジネスの現場では、“誰が・どの動画に・いつアクセスしたか”という記録が重要になります。
その点、Boxは“クラウドの運用管理”に長けた安心感がありますね。」

Boxの公式サイトを見る

エックスサーバー ドライブ|国内開発&法人利用に強い安定型ストレージ

エックスサーバードライブ
項目内容
容量500GB / 1TB / 2TB など(プラン選択可)
動画再生ブラウザ再生は不可(保存・共有がメイン)
自動バックアップ専用クライアントツールで同期可能
対応機器・互換性Windows / macOS
特徴国産・国内データセンター/法人契約に最適
価格帯月額990円〜(500GB〜)
こんな人におすすめ法人利用/高信頼性を求めるユーザー/国内企業に絞りたい人

エックスサーバー ドライブは、老舗のホスティングサービス「エックスサーバー」が提供する法人向けのクラウドストレージです。
全データを国内データセンターに保存し、日本企業のセキュリティ基準にも準拠しているのが最大の特徴。

インターフェースは非常にシンプルで、どちらかというと「共有と保存に特化したストレージ」。
動画のストリーミング再生には対応していませんが、堅実に大容量を保存・管理する用途としては非常に優れています。

また、契約も法人向けの明朗会計で、請求書払いなど日本的な対応が可能です。

Chief Editor

「“動画を観たい”やつには向いてねぇが、“動画を守りたい”やつには強い。
国産で安定、信頼で選ぶならエックスはアリだ。」

Gorick

「業務上の動画保存や、コンプライアンス上の制約がある場合に最適な選択肢ですね。
日本語対応がしっかりしている点も安心材料になります。」

エックスサーバー ドライブを見る

Dropbox|定番クラウドだが無料枠は少なめ

Dropbox
項目内容
容量無料:2GB、有料:2TB〜
動画再生対応(ブラウザでプレビュー可能)
自動バックアップアプリで同期対応
対応機器・互換性Windows / macOS / iOS / Android
特徴UIがシンプル/使いやすい/共有リンクが便利
価格帯個人プラン:月額1,200円前後〜
こんな人におすすめ軽めの動画保存/UIのわかりやすさ重視派

Dropboxはクラウドストレージの定番中の定番です。
とにかくインターフェースがわかりやすく、初心者でも迷わず使えるのが魅力。
動画のプレビューにも対応しており、共有リンクの発行もスムーズです。

ただし、無料プランの容量が2GBと非常に少なく、動画ファイル用としては物足りないのが正直なところ。
有料プランに移行するにしても、コスパ面ではpCloudやGoogleドライブに軍配が上がる場面もあります。

Chief Editor

「Dropboxが悪いとは言わん。ただ、今の時代、動画の“主力ストレージ”にするにはパンチが足りん。」

公式サイトはこちらから

pCloud|買い切りOK&動画再生にも対応する万能クラウド

pCloud
項目内容
容量500GB / 2TB / 10TB(買い切りプランあり)
動画再生対応(ブラウザ・アプリで直接再生可)
自動バックアップスマホ・PCともに対応
対応機器・互換性Windows / macOS / iOS / Android / Webブラウザ
特徴買い切り可、動画ストリーミング対応、高セキュリティ
価格帯約25,000円〜(2TB買い切り)※時期により変動あり
こんな人におすすめ月額課金せず動画を長期保存したい人/個人利用・副業ユーザー

pCloudは、クラウドストレージにはめずらしい「一括買い切り型」プランを提供しているサービスです。
動画ファイルの保存に必要な
大容量・高速アップロード・ブラウザ再生対応といった機能をしっかり押さえつつ、コスパにも優れているのが特徴です。

アップロードした動画は、Webやスマホアプリから直接再生可能。編集用素材や記録映像などの確認にも最適です。
自動バックアップ機能も備えており、スマホで撮った動画をそのままクラウドに保存しておけるため、日常的な運用にも適しています。

容量プランは2TB / 10TBと大容量に特化しており、特に「動画が多くて毎月の課金が負担」というユーザーにとっては、最も現実的な選択肢といえるでしょう。

pCloud公式サイトを見る

Google ドライブ|Gmailユーザーなら最初の選択肢に

項目内容
容量無料:15GB、有料:100GB〜2TB(Google One)
動画再生対応(ブラウザ上でスムーズに再生可)
自動バックアップGoogleフォトやドライブアプリで同期可能
対応機器・互換性PC / スマホ / Chromebookなど広範囲対応
特徴Googleアカウントと連携/YouTube・Gmailとの相性抜群
価格帯月額250円〜(100GB)
こんな人におすすめGmailユーザー/Googleサービス中心の人

Googleドライブは、Googleアカウントを持っていれば誰でもすぐ使える利便性が強みです。
動画の再生や共有もスムーズで、YouTubeやGmailと連携した作業が多い人には特に向いています。

ただし、無料の15GBはGoogleフォトやメールと共用なので、意外とすぐ埋まる点に注意が必要。
継続して動画を保存するには、有料のGoogle Oneプランの導入が現実的です。

Gorick

「Googleサービスを普段から使っている方にとっては、導入のハードルが低いです。
ただし、保存量が増えるなら、早めの有料プラン移行も検討すべきでしょう。」

NASという選択肢もある|ローカル保存の強み

ここまでクラウドストレージを中心に紹介してきましたが、動画保存の手段としては「NAS(ネットワークHDD)」という選択肢もあります。

NASは、家庭やオフィス内のネットワークに接続して使う自前のストレージサーバー
クラウドとは違い、一度購入すれば月額料金がかからず、大容量の動画をローカル環境で保存・管理できます。

とくに次のような人にはNASがおすすめです。

  • 自宅のWi-Fi環境で動画ファイルを一括管理したい
  • オフラインでも安定的に動画にアクセスしたい
  • プライバシーやセキュリティを自分で完全に管理したい
  • NAS+クラウドのハイブリッド運用を考えている

ただし、外出先からのアクセスや、スマホからの自動バックアップ機能などはやや設定が複雑になる場合があります。

Chief Editor

「動画が増えてきたら、NASも選択肢に入れとけ。
自前で持てば“容量無制限”みたいなもんだ。
クラウドは便利だが、全部預けっぱなしも考えもんだぞ。」

Gorick

「NASは“買って終わり”ではなく、日常の管理やバックアップ設計も重要です。
クラウドと使い分けることで、利便性と安全性のバランスが取れますね。」

まとめ|動画ストレージは「今」と「これから」で選ぶ

動画ファイルは容量が大きく、気づかないうちにストレージを圧迫します。
だからこそ、保存・管理・再生まで快適にこなせるクラウドストレージを選ぶことが大切です。

記事で紹介した各サービスには、それぞれの強みがあります。



さらに、NASというローカル型の保存方法も、クラウドとは異なる安心感と自由度をもたらします。
クラウドと併用することで、より柔軟なストレージ環境を構築することも可能です。

「とりあえず保存」ではなく、
これからも動画を“使い続ける”ことを見越して、最適なストレージを選んでください。


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この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

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