商用利用OKのフリー動画素材サイト10選【無料&有料サービス比較】

この記事は、YouTuber、副業で動画編集をするクリエイター、企業の宣伝担当者など、「商用利用可能なフリー動画素材」を探している方に向けた内容です。

無料で使える動画素材サイト(商用可)の紹介から、それらの特徴・ライセンス条件・注意点を解説します。

また、無料素材サイトだけでは賄いきれない場合に備えて、有料の動画素材サービス(Envato ElementsやArtgrid、Motion Arrayなど)のメリットも紹介し、比較表で主要サービスを比べてみます。

最後に商用目的なら有料サービスが安心・効率的な理由を整理し、よくある質問と選び方のアドバイスにもお答えします。

まずは商用利用OKなおすすめ無料動画素材サイトから見ていきましょう。

目次

商用利用OKのフリー動画素材サイトおすすめ

商用利用が許可された無料の動画素材サイトとして、代表的なものに PixabayPexelsMixkit があります。それぞれの特徴やライセンスを確認してみましょう。

【Pixabay】無料で商用利用OK。まず登録すべき定番のフリー素材サイト

https://pixabay.com/ja/
項目内容
商用利用OK(クレジット表記不要)
素材数写真・動画・イラスト・音楽など500万点以上(動画は数千点)
解像度HD中心(MP4形式)
使用条件Pixabayライセンスにより商用利用・加工OK/表記不要
特徴写真が豊富/動画・音楽・効果音もあり/登録不要で即ダウンロード可能

Pixabay(ピクサベイ)は、写真・動画・音楽・イラストなどの素材を完全無料で使える世界的なフリー素材サイトです。

とくに写真素材が有名ですが、実は動画素材も数千点以上と充実しており、YouTubeの背景映像やアイキャッチ、Bロールなどに最適なコンテンツが多数見つかります。

しかも商用利用OK・クレジット表記不要・加工自由と、初心者にとっても非常に使いやすい条件が整っています。
会員登録なしでも使える手軽さも、選ばれる理由のひとつです。

編集長

「Pixabayは“無料の基本”だ。だがな、動画の中にロゴとかブランドが映ってたらアウト。無料でも油断すんな。使う前に中身をよく見ろ。



利用時の注意点

Pixabayに掲載されている素材自体は自由に商用利用できますが、「素材の中に映っているもの」については別途注意が必要です。

たとえば以下のような場合は、使用前に慎重に確認してください:

  • 映像内に有名ブランドのロゴが映り込んでいる
  • 人物の顔が明確に写っている(肖像権)
  • 特定の建築物やアート作品など、著作権・商標の対象になりうる構図

素材そのものはOKでも、「中に映っているもの」はPixabay側で権利確認をしていない場合があります。
そのため、商用利用する場合は、動画内の細部に注意して利用することが重要です。


こんな方におすすめ

  • YouTube初心者の方(まずは無料で始めたい方)
  • 表記や登録の手間を減らしたい方
  • 幅広いジャンルの動画素材を探している方

【Pexels】映像の「センス」で選ぶならここ。無料で商用利用OKな洗練素材サイト

https://www.pexels.com/videos/
項目内容
商用利用OK(クレジット表記不要)
素材数約3万点以上(写真・動画ともに豊富)
解像度HD中心(MP4形式/一部4K)
使用条件Pexelsライセンスにより商用利用・加工OK/表記不要
特徴海外発のスタイリッシュ素材が多い/会員登録不要

Pexels(ペクセルズ)は、世界中のユーザーが高品質な写真・動画を投稿・共有できる無料の素材コミュニティサイトです。

Pexelsに掲載されているすべての動画は、独自の「Pexelsライセンス」に基づき、商用利用が可能でクレジット表記も不要。動画の編集・加工も自由に行えるため、個人制作から収益化されたYouTubeチャンネル、企業案件にも安心して利用できます

ジャンルは自然・ビジネス・ライフスタイル・風景など多岐にわたり、2025年時点で動画素材は3万本以上。デザイン性の高い映像が多く、Vlog系やおしゃれな導入カットにぴったりです。

編集長

「Pexelsは“映え”が強い。センスあるやつが使えば、動画がグッと締まる。だが素材に頼りすぎて中身スカスカはNGだぞ。」

公式サイトはこちら



利用時の注意点

PexelsライセンスはPixabayとほぼ同様で、商用OK・クレジット不要・加工自由と使いやすい条件ですが、素材の中に映っている人物・ロゴ・商標などには注意が必要です。

禁止事項の一例:

  • 映像中の人物の名誉を毀損するような使い方
  • 明確な商標(ブランドロゴ等)を含む素材の商用流用
  • 素材を再配布・販売する行為

商用利用する場合は、映像に含まれる“写り込み”や“肖像権”にも注意しましょう。


こんな方におすすめ

  • Vlog・ライフスタイル系のYouTube動画を作りたい方
  • スタイリッシュで洗練された映像を使いたい方
  • 登録なしですぐ使えるサイトを探している方

【Mixkit】無料とは思えない。Envato発、プロ品質の動画素材サイト

https://mixkit.co/
項目内容
商用利用OK(クレジット表記不要)
素材数非公開(週単位で追加/ジャンル豊富)
解像度HD中心(MP4形式)
使用条件Mixkitライセンスにより商用利用・再編集・再配布までOK
特徴Envato提供/10ジャンル以上に分類/登録不要/毎週更新

Mixkit(ミックスキット)は、有名な素材マーケット「Envato」が運営する無料の動画素材サイトです。
比較的新しいサービスながら、商用利用OK・クレジット表記不要・編集も自由という使いやすさに加え、動画のクオリティが非常に高いことでも注目を集めています。

すべての動画にはMixkit独自のライセンスが適用されており、個人制作はもちろん、クライアント案件や企業プロジェクトでも自由に使用可能
再編集・公共上映・配布までも許可されており、実質的に著作権フリーに近い感覚で利用できます。

ジャンルはビジネス・街並み・ライフスタイル・音楽・自然・アニメーションなど多岐にわたり、ブラウザ上でのプレビュー再生にも対応しているため、素材探しの効率も非常に高いです。

編集長

「Mixkitは“無料動画素材の優等生”。Envatoが作ってる時点で信頼度MAXだ。動画の切れ味も悪くねぇ。短尺なら、まずここ使え。」

公式サイトはこちら



利用時の注意点

Mixkitは非常に寛容なライセンスを提供していますが、以下の点にはご注意ください。

  • 動画そのものの商用利用・配布・編集は自由
  • ただし、Mixkitの動画をそのまま再販売する行為はNG
  • 一部素材は他の有料サイト(Envato Elementsなど)に誘導されることもある

また、Mixkitの運営元であるEnvato社からは、「できればMixkitのクレジットを入れてもらえると嬉しい」といった任意の記載推奨がされています。必須ではありませんが、良識的な使い方として覚えておくと良いでしょう。


こんな方におすすめ

  • 無料でクオリティに妥協したくないYouTuber・動画制作者
  • クライアント案件に使える素材を探している方
  • 短尺で雰囲気重視の映像を作りたい方

その他のおすすめ無料動画素材サイト

Pixabay・Pexels・Mixkit以外にも、商用利用OKの優良な無料動画素材サイトは複数存在します。ここでは代表的な2つをご紹介します。


【Videvo(ビデオ)】無料3万点+有料拡張のフリーミアム型

https://www.freepik.com/videos
項目内容
商用利用一部OK(ライセンスごとに異なる)
素材数無料で3万点以上(有料込みで50万点以上)
特徴動画・音・アニメーション素材/ライセンス形式が複数あり注意が必要
表記義務Videvo Attributionライセンスの場合は必要/Royalty-Freeは不要

Videvoは、動画・音素材を3万点以上無料で提供する大型プラットフォームです。英語UIですが操作は直感的で、無料アカウント登録だけで多くの素材にアクセス可能。

ただし、素材ごとにライセンス形式が異なり、「表記が必要な素材」も含まれるため注意が必要です。
商用利用する場合は、「Videvo Attribution License」か「Royalty-Free License」かをしっかり確認してから使いましょう。

編集長

「Videvoは“宝の山”だ。だがな、ライセンスを読み間違えると地雷踏むぞ。しっかり確認してから使え。」

公式サイトはこちら

【動画AC】日本人モデル・日本の風景が欲しいならここ

https://video-ac.com/
項目内容
商用利用OK(クレジット不要)
素材数非公開(随時追加)
特徴日本人・日本風景素材が豊富/会員登録でDL可能
注意点無料会員は1日10点までDL制限あり/検索回数にも制限あり

動画ACは、写真ACで有名なACワークスが提供する日本発の素材サイトで、日本人モデルや国内の風景を扱った動画が充実しています
海外サイトでは手に入らない“日本らしさ”を表現したい時に特に役立ちます。

無料会員でも使用できますが、DL回数や検索制限があるため、継続利用するなら有料会員の検討もおすすめです。

編集長

「日本の動画が欲しいなら動画AC一択だ。でも無料のままだと制限キツいから、本気なら課金も考えとけ。

公式サイトはこちら

無料動画素材サイトの限界とよくある失敗談

「無料で済ませられるなら、それが一番…」
そう思う方は多いですが、現実には無料素材だけではカバーしきれないケースも多々あります。
ここでは、実際に起きがちな“無料素材あるある”を整理しておきます。


1. 素材数・ジャンルに限りがある

最近の無料素材サイトは進化してきていますが、やはり有料サービスと比べると点数やジャンルの幅に限界があります。

  • 「このシーンが欲しい」と思っても、ぴったりの素材が見つからない
  • 見つかったとしても画質が低かったり、短尺すぎて使えない
  • 汎用的なカットばかりで、差別化しにくい

特に広告動画や企業案件では、映像の質や意図とのマッチングが重要なため、無料素材だけでは妥協が必要になる場面が多くなります。


2. 他の人と“被る”可能性が高い

無料素材は誰でも使えるため、人気のある動画はあちこちのYouTubeや広告で何度も見かけることがあります。

  • 「この動画、前にも見たな」と思われる
  • コンテンツの“独自性”が薄れる
  • 他社と同じ素材を使ってしまい、ブランディングに影響が出る

特にPR動画や商品紹介で映像がかぶってしまうと、視聴者の印象に残りにくくなるリスクがあります。


3. 無理な使い方でクオリティが下がる

「無料で手に入れたから」と、目的に合わない映像を無理に差し込んでしまうケースも少なくありません。

  • 内容と関係ない風景動画を挿入 → メッセージがぼやける
  • トーンの違う素材を混ぜてしまい、全体がチグハグになる
  • 結果として、動画の印象がチープになってしまう

素材が“伝えたいことの邪魔をしてしまう”ようでは本末転倒です。


4. ライセンス面の不安が残る

無料サイトの素材は基本的に安心ですが、次のようなリスクがゼロではありません

  • 素材の中に著作権的に問題のある映像が混じっていた
  • 他人の動画を無断転載した素材がアップされていた
  • YouTubeでコンテンツIDが誤検出され、著作権主張が出てしまった

無料素材は原則として“自己責任”での利用になるため、トラブルが起きた際の補償などは基本ありません。
一方、有料素材サービスではインデムニティ(損害補償)付き
のものもあり、より安心して使えます。


5. 探すのに時間がかかる

複数の無料サイトを行き来して理想の素材を探すのは、想像以上に時間と労力を要します。

  • 検索キーワードを何度も変える
  • 英語表記のUIに戸惑う
  • 似た素材ばかりで、決めきれない

こうした作業に数時間かけた挙げ句、結局有料素材を買うことになったという話もよくあります。
特に納期があるプロジェクトでは、時間=コスト。有料サービスで素早く目的の素材にたどり着いた方が、結果的に効率的な場合も少なくありません。


無料だけで済ませるのは非効率?プロは有料との“使い分け”をしている

無料素材サイトはとても便利ですが、万能ではありません。
本当に伝えたいメッセージをしっかり届けたい場面、動画の“質”が問われる場面では、有料素材サービスの導入も前向きに検討すべきです。

次章では、有料動画素材サイトを活用するメリットと、代表的なサービスの比較をご紹介します。
「結局どこが一番いいの?」という疑問にもお答えしていきます。

有料サブスク型動画素材サービスのメリット

本気で動画制作に取り組むなら、有料のサブスク型動画素材サービスは「コスト以上の価値」があります。
ここでは、商用利用や継続的な制作を前提とする方にとっての7つの主なメリットを整理して解説します。


1. 圧倒的な素材数で「欲しい映像」が見つかる

有料サービスは世界中のプロクリエイターから集めた素材が常に更新され、素材の量と幅が圧倒的です。

  • Envato Elements:動画素材だけで1,800万点以上
  • Artgrid:10万点以上の映像が無制限でダウンロード可

ジャンルや状況設定、撮影スタイルも多彩で、「こういうのが欲しかった」にしっかり応えてくれます。

編集長

「“無料で探し回って時間を無駄にするくらいなら、有料で一撃”だ。数は力だ。欲しい素材が見つからない制作は地獄だからな。


2. プロ品質・高解像度の映像が揃っている

掲載されている動画はすべてプロが撮影・編集したものばかり。
4K/8K、シネマティックな色味、滑らかなドローン映像など、クオリティ重視の動画を作りたい方に最適です。

編集長

「画質の差は“説得力”の差だ。4KやRAWの素材で魅せられないやつは伸びねぇ。


3. 明確なライセンスで商用利用も安心

モデルリリース・プロパティリリース済の素材も多く、企業案件やYouTubeの収益化でも安心して使えるのが有料サイトの強み。

さらに、Artgridなどでは解約後も永久使用OKというライセンス設計もあり、リスクが極めて低いです。

編集長

「動画は“使った後”にトラブルが来る。ライセンスで揉めたら全部台無し。安心を買うってのも立派な投資だ。


4. 素材が新鮮。独自性が保てる

有料サービスでは常に新しい素材が追加されているため、他人と映像が被るリスクが低く、コンテンツの独自性が保ちやすいです。

  • Motion ArrayやEnvatoは更新頻度が非常に高く、既視感が出にくい
  • “あの動画見たことある”を避けたい人に最適
編集長

「無料素材はみんな使ってる。有料で“被らない映像”を手に入れろ。それが差になる。


5. 高度な検索機能で探しやすい

  • 解像度・色味・撮影手法などで細かく絞り込み可能
  • 類似素材の提案や“おすすめAI機能”も搭載されたサービスが多い

制作の時短・効率化につながるUI設計が、有料サイトの大きな武器です。

編集長

「探してる時間、マジで無駄。1クリックで理想の素材に出会える、それがプロ用サービスだ。


6. 音楽・効果音・テンプレートも一括で揃う

Envato ElementsやMotion Arrayのようなサイトでは、動画素材に加えて

  • BGM・効果音
  • After Effectsテンプレート
  • サムネ・アイコン・フォント類

など、動画制作に必要な周辺素材を一括入手可能。別々のサイトを回らずに済む、いわば“動画のワンストップショップ”です。

編集長

「“音どこで探す?”“フォントどこ?”とか言ってる間に、全部まとめてダウンロードしてるやつが勝ってる。


7. コストパフォーマンスが高い

一見高く感じるかもしれませんが、実際は非常にリーズナブル。

  • Envato Elements:約$16.5/月(約2,500円)
  • Motion Array:約$20/月(年契約の場合)

単品購入なら1素材数千〜数万円かかることもある中、サブスクなら実質“何本使っても追加料金なし”

編集長

「有料ってだけでビビるな。1案件で3本素材使えば、もう元取れてる。使えば使うほどコスパは跳ね上がるぞ。」

商用向け|おすすめ動画素材サブスク5社の比較

動画編集やYouTube運営、企業PRなどで使える商用利用可能な動画素材を探すなら、有料サブスクリプション型サービスを使うのが最も安全で効率的です。ここでは、利用者の多い主要3サービスの料金・特徴を比較し、用途別にどれが適しているかを解説します。


サービス名動画素材数月額料金(年契約)特徴・おすすめポイント
Envato Elements約1,800万点以上約¥2,300写真・音楽・テンプレも含む。コスパ最強で総合力◎。個人〜法人向け
MotionElements約400万点(日本語対応)約¥2,600〜UIが完全日本語対応。単品購入も可で安心感◎。YouTuberや国内案件向けにもおすすめ
Artgrid約10万点(超高品質)約¥3,000シネマティック特化。ブランド・プロ案件向け
Motion Array数百万点(編集向け素材)約¥3,100AE/Premiereテンプレ豊富。映像制作者向けオールインワン
Artlist約100万点(動画専用)約¥2,700映像+音楽を揃えたい人向け。BGMライブラリが強力

各有料動画素材サービスの特徴(商用利用可)

商用動画を安心・効率的に制作するなら、有料ストック素材サービスの活用が鍵です。ここでは、特に人気の5社(Envato Elements、MotionElements、Artgrid、Motion Array、Artlist)について、それぞれの強みとおすすめの使い方をわかりやすく紹介します。


Envato Elements(エンバト エレメンツ)

“コスパ最強”の万能型ストック素材サイト。映像も音もテンプレも全部入り

https://elements.envato.com/
項目内容
サービス名Envato Elements(エンバト エレメンツ)
素材点数ストック動画1,800万点以上(総素材1,200万点超)
料金目安月額$16.50(年契約)
主な内容動画素材、写真、イラスト、ベクター、BGM、効果音、テンプレ、フォントなど
商用利用可能(Envatoの規約に準拠)
永続ライセンスプロジェクト登録すれば、対象プロジェクトで永久使用可

Envato Elementsは、動画だけでなく、BGM・効果音・デザイン素材・フォントなどすべてが使い放題の総合ストックサイト。月額$16.5(約2,300円)で、すべての素材を無制限にダウンロード可能という圧倒的コストパフォーマンスが最大の魅力です。

ライセンスはロイヤリティフリーで、プロジェクト登録を行えば商用動画でも安心して利用可能。素材単体での再配布は禁止されているものの、YouTube・広告・クライアント案件など幅広い用途で使えます。

「とにかく素材を大量に使う」「複数ジャンルの素材をまとめて揃えたい」という方にとって、最も汎用性が高く、価格対効果の良いサービスといえるでしょう。

編集長

「何でも揃ってこの価格。迷ったらEnvatoに突っ込め。仕事で使うなら“素材選び”に時間かけるな。」

公式サイトはこちら

MotionElements(モーションエレメンツ)

MotionElements
項目内容
月額費用$16.50〜(サブスク)/単品購入も可
ライセンス商用OK、日本語UI完備
対応素材動画 / 音楽 / 効果音 / AEテンプレート
特徴日本語対応・柔軟な購入方式・素材数も豊富
推奨利用シーンYouTuber / 広告動画 / プレゼン資料
アフィリエイト情報Link-Aなど経由のASPで提携可能

日本語OK、動画・音楽・効果音まで揃う万能サイト

MotionElementsは、アジア圏を中心に支持を集めるストック素材サイトで、日本語インターフェースと日本円決済に対応しているのが大きな魅力です。

動画だけでなく、BGM・効果音・アニメーションテンプレートも豊富。After Effectsテンプレも揃っているので、YouTuberの動画編集や広告クリエイティブでも活躍します。

単品購入とサブスクリプションを使い分けられるため、予算や案件に応じた柔軟な運用が可能です。

編集長

「“迷ったらこれ”って言える安心感がある。UIも日本語で、初心者でもつまづかねぇ。

公式サイトはこちら

Artgrid(アートグリッド)

“映像クオリティ命”のクリエイター専用ストックサイト

https://artgrid.io/
項目内容
サービス名Artgrid(アートグリッド)
素材点数映像素材 約10万点以上
料金目安月額$19.99〜(HDプラン)
※4K/8Kは上位プランが必要
主な内容高品質映像素材(映画的演出・ドローン・自然・ライフスタイルなど)
商用利用可能(すべてロイヤリティフリー)
永続ライセンス契約期間中にDLした素材は、解約後もプロジェクト内で永久使用OK

Artgridは、映画レベルのビジュアル美を求める映像クリエイター向けに特化したサブスクサービスです。提供元は高品質音楽サイト「Artlist」の姉妹ブランドで、世界中のフィルムメイカーが撮影した本物志向の素材を提供。

HD画質なら月額$19.99〜で使い放題。4K・8KやRAW素材を使う場合でも月$30〜$40程度と、プロ品質をこの価格で使えるのは破格です。

大きな魅力は、「ストーリー構成された動画素材」が豊富な点。たとえば同じロケーションで複数アングルから撮影されたシーン素材がまとめて手に入り、編集の統一感がグッと増します。

また、契約終了後もDL済み素材は永久ライセンス扱いで商用利用OK。プロジェクトの長期展開にも安心して使えるのが強みです。

編集長

「“カッコよすぎる”素材は全部ここにある。映像の説得力は画で決まるんだよ、画で!」

公式サイトはこちら

Motion Array(モーションアレイ)

https://motionarray.com/

“動画制作者のための究極オールインワン”

項目内容
サービス名Motion Array(モーションアレイ)
素材点数総素材数 数百万点以上(動画・音楽・テンプレ等を含む)
料金目安月額$20.83〜(年契約)
※月払いは$29.99
主な内容ストック動画、音楽、効果音、テンプレート(AE/PR用)、モーショングラフィックス、コラボ支援機能など
商用利用可能(多くの素材がYouTubeやクライアント案件にも対応)
無料プランあり(制限付きで一部素材DL可)

解説:
Motion Arrayは、動画制作者に必要なリソースをすべて1ヶ所に集約した“動画制作の統合プラットフォーム”。動画だけでなく、音楽・効果音・AE/PRテンプレ・モーショングラフィックス・編集用プラグイン、さらにはポートフォリオ構築やレビュー用ツールまで揃うオールインワンサービスです。

年契約なら月額$20.83ですべて使い放題。テンプレート素材も充実しており、Premiere ProやAfter Effects用のタイトル・トランジション・オープナーなどで、編集演出を一段引き上げることが可能。

ストック動画のクオリティはやや玉石混交ですが、用途が明確なら十分に高品質な映像を効率よく探せます。なにより、「動画制作の全部がここで完結する」という手軽さは圧倒的な魅力です。

無料プランもあり、まずはお試ししてから判断できるのも良心的。「動画を仕事にしている人」にはまさに相棒級のサービスといえるでしょう。

編集長

迷ったらこれにしとけ。テンプレも音も動画も“全部入り”だ。 仕事道具は効率が命だぞ!」

公式サイトはこちら

Artlist(アートリスト)

https://artlist.io/

音楽・映像・テンプレが揃う、映像制作者向けの万能素材サイト

項目内容
サービス名Artlist(アートリスト)
素材点数音楽18万点以上、効果音6万点以上、映像フッテージ7万点以上
料金目安月額$39.99(年契約)
主な内容音楽、効果音、動画素材、LUT、映像テンプレート、AIツールなど
商用利用可能(ロイヤリティフリー)
永続ライセンス契約中にDLした素材は解約後も使用可能

Artlistはもともと音楽素材に強みを持つサービスですが、現在では動画フッテージやテンプレート、AI編集ツールまで揃えた“トータル制作支援型”のサブスクサービスへと進化しています。高品質なBGMとSFX(効果音)が特に評価されており、YouTuberからテレビCMまで幅広い現場で使われています。

動画フッテージも映画的なルックのものが多く、クオリティの面ではArtgridと遜色ありません。また、テンプレート素材(タイトルアニメ、LUTなど)も豊富で、Adobe Premiere ProやAfter Effectsを使う編集者にとって非常に便利です。

最大の特徴は、ダウンロード素材に付与される「永続ライセンス」。契約中に取得した素材は、契約終了後もプロジェクト内で永久に使用できます。

編集長

「BGMも、映像も、テンプレも、全部揃ってこの価格。しかも永久ライセンスだと?もう“素材難民”とはオサラバだな。」

公式サイトはこちら

商用目的なら有料サービスが安全・効率的な理由

ここまで無料・有料の動画素材サイトを比較してきましたが、商用で動画を制作するなら、有料サービスの活用を強くおすすめします。以下、その理由を整理しておきます。


1. 法的リスクを回避できる「安心感」

無料素材も「商用利用OK」と明記されていることが多いですが、細かいライセンス条件はサイトごとに異なり、利用者自身が逐一確認する必要があります。また、素材提供者側が後から規約を変更したり、削除された素材が再配布禁止になったりと、不確定要素も少なくありません。

一方、有料サービスではライセンス管理が明確に整備されており、ダウンロード素材にはライセンス証明書を発行できるものが多く、万が一のトラブル時にも法的に対処しやすい設計です。

特に企業案件やクライアントワークでは、「納品後に著作権トラブルが発覚」などという事態は絶対に避けたいところ。だからこそ、最初から信頼性の高い有料素材を使うことが、プロとしての基本的なリスクマネジメントになります。


2. 制作効率と仕上がりの質が段違い

無料素材は数が限られており、探すだけでも時間がかかります。似たような映像ばかりだったり、画質が低かったりと、**「イメージ通りの素材が見つからない」**という悩みもつきものです。

有料サービスなら、高品質で多ジャンルにわたる素材を短時間で探し出すことが可能です。結果として制作スピードが上がり、完成した動画のクオリティもワンランクアップ。視聴者やクライアントに与える印象も大きく変わってきます。


3. 商用制作者にとっては圧倒的なコスパ

たとえば月2,000〜3,000円前後で何百本もの動画やBGMをダウンロードできる有料サービスは多く、1案件分のギャラで年間契約してもお釣りが来るレベルです。実際、フリーランスや動画制作会社の多くがサブスクを活用し、素材探しの時間も労力も削減しています。

編集長

「“ただより高いものはない”ってのはホントの話だ。金を払って信頼と時間と品質を買え。それがプロの仕事だ。」



無料素材から始めるのも良いですが、「収益が発生する動画」や「クライアントに納品する動画」には、有料サービスを積極的に使うべきです。それが安全性・効率・品質すべてを兼ね備えた“プロの選択”と言えるでしょう。

次章では、「無料素材と有料素材、どう使い分けるべきか?」といった疑問に答えるQ&A形式の選び方ガイドをお届けします。

よくある質問(FAQ)と素材サイトの選び方

Q1. 本当に無料で商用利用できる動画素材なんてあるの?

A. はい、あります。 PixabayやPexels、Mixkitなどのサイトでは、営利目的での使用も明示的にOKとされています。これらは独自のライセンス(またはCC0など)により、クレジット表記不要・加工OK・商用OKで使用可能です。

ただし、再配布や公序良俗に反する使い方などは禁止事項もあるため、利用前に各サイトの規約確認は必須です。


Q2. YouTubeで収益化する動画にフリー素材を使っても大丈夫?

A. 基本的には問題ありません。 PixabayやPexelsの素材はYouTube収益化にも利用可能と明記されており、多くのYouTuberが実際に活用しています。

ただし、まれにコンテンツIDの誤検出で著作権申請が出るケースもあります。その際はライセンス情報を提示すれば解除されることがほとんどです。

有料サービス(Envato Elements、Artgrid、Motion Arrayなど)もYouTubeでの収益化に対応しており、法的な安全性をより重視するなら有料が安心です。


Q3. フリー素材だけで企業PR動画や広告を作るのは避けた方がいい?

A. 結論から言えば、避けるべきです。 フリー素材は便利ですが、クオリティにばらつきがあり、ブランドイメージとのミスマッチや素材被りのリスクがあります。

また、権利確認の負担や法的リスクもゼロではありません。企業案件では後から差し替えが利かない場合も多いため、初めから有料素材を活用するのが無難です。

とはいえ予算が限られる場合は、無料素材で補いつつ、不足部分だけ有料で補完するのも一つの方法です。

編集長

「PR動画を“無料素材だけで作る”って?甘いな。信頼を売る動画に無料は似合わん!」



Q4. 有料のストック動画サービスは高そう…個人利用でも元は取れる?

A. 実はかなりリーズナブルです。
Envato Elementsは月額約2,300円、Artgridでも月3,000円前後から利用可能。Motion Arrayも年契約なら月あたり約2,000円です。

副業・本業で動画制作をしているなら1件の案件報酬で年間分を回収できるケースも多く、素材の質や制作効率を考えるとコスパは非常に高いです。


Q5. EnvatoとArtgrid、Motion Arrayではどれを選ぶべき?

目的に応じて選びましょう。以下がざっくりとした目安です:

サービス名向いている人特徴
Envato Elements素材を網羅的に揃えたい初心者〜中級者動画・画像・音楽・テンプレートなどを定額で使える万能型。コスパも良く、複数ジャンルに対応。
Artgrid映像クオリティにこだわるプロ向け美麗・映画風の映像多数。4K・8K対応。動画作品やブランド映像に最適。
Motion Array編集機能も求める中上級の動画クリエイターテンプレート・BGM・レビュー機能など動画制作に必要な全機能が揃ったオールインワン型。
編集長

「迷ったら“動画を何に使うか”で決めろ。作品勝負ならArtgrid、スピード勝負ならMotion Arrayだ。」



Q6. その他、動画素材サイト選びで押さえておくポイントは?

以下も重要な選定軸です:

  • 日本人モデル素材の有無:PixabayやArtgridなどは外国人が中心。日本人の登場する動画が必要なら、Shutterstockや動画ACなどを検討。
  • 音楽やテンプレの充実度:BGMも欲しいならEnvato、After Effectsテンプレが欲しいならMotion Arrayが便利。
  • 画質・構成の統一感:映像美やストーリー性重視ならArtgridが最有力。

まずは「何のために使うのか」「どんな素材が必要か」を明確にして、それに合うサービスを選ぶことが失敗しないコツです。

まとめ:無料と有料を賢く使い分けよう

「商用利用OKのフリー動画素材サイト」と「有料のストック動画サービス」について、それぞれの特徴やメリット・注意点を解説してきました。

あらためてポイントを整理すると:

  • 無料素材サイトは、低予算でも動画制作を始めたい人にとって心強い味方です。PixabayやPexelsなどを活用すれば、個人用途から小規模な商用プロジェクトまで対応できます。
  • ただし、素材の種類やクオリティには限界がある上、ライセンスの確認責任はユーザー側にあるため、トラブル回避には慎重な運用が必要です。

一方で、

  • 有料素材サービスは、安全性・効率性・クオリティすべてにおいて優れた選択肢です。月数千円の投資で高品質な動画・音楽・テンプレートを安定して入手でき、プロジェクト全体の完成度が格段に向上します。
  • 特にクライアント案件やYouTube収益化を見据えた動画制作では、むしろ有料サービスの方がコスパに優れている場面も多いでしょう。
編集長

「無料素材は“武器庫”だが、有料素材は“精鋭部隊”だ。どっちを出すかは戦場(=案件)次第だな。」


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

OurTime代表取締役CEO/1992年生/愛知県名古屋市生まれ/立命館大学機械工学科卒業。大学在学中に立ち上げたフィットネスメディア『クールフィットネスジャパン』をきっかけに、2021年7月にOurTime株式会社を創業する。趣味は筋トレ、読書、ゴルフ、サウナ、猫もふもふ、朝のお散歩。

コメント

コメントする

目次